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森友の現場写真「ごみ判別不能」 8.2億円値引き根拠 2017年8月22日07時33分
学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却問題で、国が更地の鑑定価格から
差し引くごみの撤去費を約8億2千万円と積算した根拠とされた現場写真21枚を、
朝日新聞は入手した。
国は「関係者の同意が得られない」と開示を拒んでいた。
土地紛争の専門家は「この写真は不鮮明で、ごみの量の判断根拠にならない」と指摘しており、
見積もりの正当性について国の説明責任が問われそうだ。
朝日新聞が入手したのは、大阪府豊中市の国有地に学園が建設する小学校の設計業者側が、
昨年4月中旬、国土交通省大阪航空局の担当者らにメールで送った写真。
学園が国有地から「新たなごみが見つかった」と国に報告した直後の同3月下旬、
設計業者と施工業者が現場で8カ所を試掘し、撮影したとされる。
設計業者の関係者は朝日新聞が入手した写真は「大阪航空局などに要請されて提出したものと
同一」と認め、「これ以外の写真は提出していない」と話した。
これらの写真は、国側からごみ撤去費の積算資料として、不動産鑑定士にも提出された。
一方、国交省航空局の担当者は…
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