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「平和」の中に滅びた日本人の徳
文芸批評家、都留文科大学教授・新保祐司
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こちらは英国の高名な評論家ラスキンの文章である。
「すべての偉大なる国民は、彼らの言の真理と思想の力とを戦争において学んだこと、戦争において涵養(かんよう)せられ平和によって浪費せられたこと、
戦争によって教えられ平和によって欺かれたこと、戦争によって訓練せられ平和によって裏切られたこと、
要するに戦争の中に生まれ平和の中に死んだのであることを、私は見いだしたのである」
≪西欧の成熟した思想に学べ≫
「長期の平和」の中で「生存」してきた日本人にとって、このラスキンの言葉は「頗る奇異であり、かつ頗る怖ろしい」ものに違いないが、「まったく否定し難き事実」なのである。
近代日本の歴史を振り返ってみても、人間の高貴な精神を発揮した数多の行為が日露戦争や大東亜戦争という「戦争の中に生まれ」、日本人の伝統的な徳の多くが戦後の長き「平和の中に死んだのであること」を「見いだ」すからである。