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「教育困難大学」のあまりにもひどい授業風景 小学生レベルの知識が欠落している学生たち
2017年08月03日
日本の植生と生態系についての講義の際に、その教員は「日本の自然林にはどのような野生動物がいるか」と学生に質問した。
指名した数名の学生が次々と瞬時に「わかりません」と条件反射のように答えた後、指名される順番ではない1人の学生が突然「ブタ!」と大声で答えた。
予想しない学生の言動への対応が苦手な大学教員も多いが、この教員は経験豊富なので、このような突発的な言動には慣れている。
学生の発言を無視したり叱責したりせず、まず受け止め、そこから正しい回答を引き出すように心掛けている。
そこで、「う~ん、似てはいるな。でも、ブタは人間が改良して作ったもので、その基となった動物がいるよね。
最近、住宅地にも出現して、ニュースになったりしている。その動物は何だろう?」と学生たちに質問を重ねた。
すると、別の学生がすかさず「クマ!」と答えたという。
確かにクマは日本の野生動物だが、ブタはそこから改良されたものではない。
しかし、なんであれ学生が答えたことをよしとして、教員は授業を進めたという。
別の日の海岸地帯の地理的特徴に関する授業では次のようなことがあった。
海から陸地に向かって吹いてくる強風から家屋や耕地を守る�