17/07/23 23:40:41.25 sfYYIrYi0.net
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くすぶり続ける加計学園問題に稲田防衛相の“隠蔽了承”疑惑が追い打ちで、内閣支持率は下げ止まる気配がない。
そんな中、安倍首相が破れかぶれで解散・総選挙に打って出るのではないかという臆測が流れ始めている。
永田町で囁かれているのは、8月3日の内閣改造でイメージを刷新し、その勢いで解散に踏み切るというシナリオだ。
「これ以上、支持率が下落して、総理の退陣論が公然と語られるようになる前にやってしまった方がいい。
党内の安倍降ろしを封じるには、解散権を行使するのが一番なのです。民進党はガタガタだし、野党共闘の準備も進んでいない。
今なら、年内にもできるといわれている『小池新党』の国政進出も間に合いません。政権批判の受け皿がないのだから、選挙をやっても自民党は負けませんよ。
30議席くらいなら、減らしたってかまわない。逆に、来年になれば追い込まれ型の解散になって惨敗しかねません。
内閣改造を終えたら、間髪置かずに解散に打って出るのが最善の策で、そうすれば、安倍総理の総裁3選にも道筋がつきます」(自民党関係者)
政権浮揚の材料が内閣改造くらいしかないのは確かだが、安倍首相自身が国民から不信感を抱かれているのが現状だ。
菅官房長官や麻生副総理など内閣の“屋台骨”はいじらないというし、小手先の改造人事では支持率の回復も望めない。
普通に考えれば解散なんて打てる状況ではないのだが、野党の選挙担当者はこう言って警戒する。
「内閣改造でも支持率が上がらなければ、解散の可能性はむしろ高まるのではないか。局面を打破するには、もはや解散・総選挙しかないからです。
争点は『安倍内閣を信じるかどうか』でも何でもいい。勝ってしまえば、権力基盤が強化され、また好き放題できる。
加計問題も『国民の信を得た』と言ってリセットできますからね」
疑惑や失態をチャラにするための“ちゃぶ台返し解散”というわけだ。
ここへきて、解散説が浮上してきた理由のひとつには、衆院小選挙区の新たな区割り改定法が16日に施行されたことがある。
これで、安倍首相はいつでも解散権を行使できるようになった。
「自民党は、民進党が蓮舫代表のうちに総選挙をやりたいと考えているはずです。安倍首相の性格からして、批判にイキリ立って、解散を口走ることも考えられる。
ただ、安倍首相が選挙の顔で本当に戦えるのか。自爆解散は、安倍首相の自己満足でしかありません。
自民党にマトモな判断能力があれば、羽交い締めにしてでも解散を思いとどまらせるでしょう。
問題は、誰が安倍首相に引導を渡すのかということです」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
党内で暴走を止められなければ、夏の解散・総選挙になだれ込む可能性がある。国民にとっては、望むところだろう。
自民党にできないのなら、民意が引導を渡してやればいい。