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厳しい猛暑が続く中、エアコンの販売が好調で、メーカー各社や家電量販店は、生産や販売の態勢を相次いで強化しています。
このうちダイキン工業は今月に入って、家庭用エアコンを製造する滋賀県草津市の工場で、去年の同じ時期に比べおよそ10%、生産を増やしています。
メーカーでは猛暑で需要がさらに伸びることも想定し、最大20%の増産に切り替える準備を進め、平日、昼間と夜間の操業に加えて、休日の操業も検討しています。
ダイキン工業空調生産本部の小倉博敏滋賀製造部長は「猛暑で、今以上の注文が来ても、しっかりと応えていける瞬発力を整えています」と話していました。
三菱電機でもエアコンを作る静岡市の工場でフル生産が続き、例年より需要が10%増えても対応できるよう夜間の操業も始め、態勢を強化しました。
家電量販店も猛暑への対応を進め、東京・新宿にある店舗ではエアコンの売り場を拡大しました。店によりますと、今月のエアコンの売り上げは去年の1.6倍に増えているということです。
特にことしは、部屋にいる人それぞれの温度の感じ方に合わせてきめ細かく温度を調節する、高機能で比較的価格の高い製品が売れているということです。
ビックカメラ新宿西口店の川村麻梨亜さんは「今までエアコンがなかった子ども部屋などに新たに設置するお客が多いです」と話しています。
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