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97 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 2020/10/14(水) 11:01:36.31 ID:cq2GMX+w [1/2]
音楽信号の濁り具合を表す数値でTHD(全高調波歪率)○○%というスペックがあります。
例えばAK4490のデータシートによるとサンプリング周波数44.1KHzでTHD=-112dB=0.00025%となっています。
これはどれだけ凄いことかというと、CD音源(ダイナミックレンジ96dB)を大音量96dBの音圧レベルで聴いても、アナログなのに無劣化の音を聴いていることになります。スペック上では112dBの爆音まで無劣化で聴けるレベルですがパワーアンプも同程度のTHDのものが必要になるのでかなり高額になります。
それに比べてN765とN755は4Ω負荷で定格出力22W出力時のTHD値は0.4%=-48dBなので、濁った音(不協和音)が小さい音で混ざっているのが聴こえるレベルです。
最近のDACは性能が良くてTHDは-100dB以下のものがほとんどなので、音質劣化がほとんどないDAC同士の音質を、信号が大きく劣化するパワーアンプ部を通して聴き比べても、DACの音質の違いは確認できないと思います。実際は他の音質劣化の要因もあるのでDACの違いが確認できる場合もあると思いますが微々たる差です。
なのでDACで選択する場合、音質はほとんど良いと考えて、あとはサンプリング周波数が192KHzまで対応しているかどうかとか、DSDに対応してるかどうかなどの機能的優位性で判断すればよいと思います。
価格に書かれていたこの人の説明が凄く分かりやすい
DACで右往左往するのはアホ