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マネートゥデイ2024年12月30日 08:23
イギリス空軍出身の航空専門家デイビッド・リアマウント氏は、30日(韓国時間)、英国スカイニュースとのインタビューで「務安空港のコンクリート塚設置は犯罪行為に等しい」と述べた。
リアマウント氏は「飛行機は着陸時、時速200マイル(約321km)の速度で滑走路を滑りながら逸脱したが、その時点では機体の損傷はほとんどなかった。この塚に衝突するまでは」と分析した。
彼はまた、「操縦士が置かれていた状況を考えれば、可能な限り最善の着陸を行ったと見るべきだ」とし、「着陸滑走の終わり頃まで機体に大きな損傷はなく、火災も発生していなかった。しかし、航空機がコンクリート塚に衝突したことで火災が発生し、乗客たちが命を落とした」と述べた。
リアマウント氏が言及した「コンクリート塚」は、航空機の着陸を誘導する装置であるローカライザーアンテナが設置された構造物を指す。ローカライザーは通常、滑走路と同じ高さに設置されるが、務安空港では土盛りの上にコンクリート構造物として設置されていた。
リアマウント氏は「あのような構造物がそこに存在してはならない。ローカライザーアンテナは本来あるべき位置にあるが、あのように頑丈な構造物の中に埋め込まれるべきではない」と指摘した。
さらに「塚の向こうは平坦な地形だ。航空機がもう少し進みながら速度を落として停止するための空間は十分にあり、そうなっていれば全員が助かっただろう」とし、「滑走路からわずか200mの距離にあのような塚があるのは、世界中どこを探しても前例がない」と語った。
ウクライナ出身のパイロット、デニス・ダヴィドフ氏も今回の惨事の原因としてコンクリート塚を挙げた。デニス氏は事故を起こした旅客機と同じボーイング737を操縦している。
デニス氏は29日、YouTubeに投稿した動画で「ローカライザーのついた壁が見えるが、本当に信じられないほど大きい。誰がデザインしたのか分からないが、あまりにも過剰だ。なぜ滑走路の端にこんなものが必要なのか」と語った。
彼は、航空機が空港を逸脱して周辺の住宅地に突っ込むことを懸念して塚が設置されたと見ている。しかし、空港には外壁があり、住宅地も滑走路から距離があるため、「コンクリート塚を設置しなくても航空機は空港を逸脱する前にすでに停止していたはずだ」と強調した。
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