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男子野球日本代表の侍ジャパンが6‐3で韓国代表に勝利した。台湾台北市内の台北ドームで15日に行われた、第3回WBSCプレミア12オープニングラウンドの日韓戦だ。日本は2連勝。韓国は2敗になり、オープニングラウンドを通過できるかどうかの瀬戸際に立たされた。台湾メディアのNOWnewsは16日付で、試合経過をまとめた上で日本と韓国での反応を紹介する記事を発表した。
昨日の試合で韓国は実は2度リードした。2回表には日本の先発投手の高橋宏斗から連続ヒットで1点目を奪い、その裏には日本に2点を奪われたが、4回表と5回表には1点ずつを追加して再びリードした。しかし5回裏に交代投手のクァク・ドギュが崩れ、日本は連続四死球で満塁とした。韓国は投手を再びイ・ヨンハに交代したが、日本は牧秀悟がセンターにヒットを飛ばしたことで2者が生還して4‐3と再び逆転した。韓国はその後は点が取れず、日本は7回裏に森下翔太が2ランホームランを放って6‐3で試合を終えた。
この試合結果を受け韓国では、ネットで自国代表のふがいなさを嘆く声が多く投稿された。「小学生と大学生の実力差だ」などだ。また日本代表には大谷翔平がいなかったと指摘して、「調整用のチームだ。そんな日本に負けたのは本当にみじめだ」と論じたり、「日本は次のWBCでもっと強くなるぞ」と主張する投稿もあった。
日本メディアが韓国での反応を紹介すると、日本人読者は驚いてしまったようだ。ヤフー(Yahoo!)に掲載された該当記事はスポーツ記事での検索数が1位になり、900以上のコメントが寄せられた。日本代表については、「大谷がいなくても日本代表の実力下がっていない」「今回の顔ぶれは地味だが、全体的な完成度はかなり高い」のように評する声も寄せられた。
韓国での反応については、「(韓国人は)もはや日本を『競争相手』と思うべきではない」と主張して、理由として「韓国にとってより脅威であるのは台湾であり、オーストラリアの実力もこれから徐々に向上していく」と書き添えたユーザーもいる。「韓国人は他者に過度に関心を持つよりも、自分自身の問題をもっと見つけるべきだ」との投稿も寄せられた。(翻訳・編集/如月隼人)
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