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韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)政権が原発の輸出に力を入れ始めた。2030年までに10基という目標を掲げ、大統領のトップセールス外交を展開。国内でも前政権の政策を転換して新たな原発建設を許可し、「原発推進」の姿勢を鮮明にしている。
「先端産業のための安定的な電力供給からエネルギー安保まで解決するには、『原発拡大』が答えだと多くの国が注目している」。尹氏は20日、訪問先のチェコでこう強調した。
公営企業の「韓国水力原子力」は7月、チェコの原発新設事業で優先交渉権を獲得。韓国側は来春の最終契約を目指しており、尹氏はそのてこ入れのために訪れた。
実現すれば、大型の原発輸出は09年に受注したアラブ首長国連邦(UAE)以来となる。
狙いは「脱ロシア依存」課題の欧州
ロシアのウクライナ侵攻以降…
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朝日新聞 2024年9月26日 8時00分
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