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韓国の五輪メダル常連種目であるアーチェリーが、パリ五輪の“前哨戦”で不安な結果に終わった。
7月に開幕するパリ五輪のアーチェリー競技に、韓国は男子からキム・ウジン(32、清州市庁)、キム・ジェドク(20、醴泉郡庁)、イ・ウソク(26、コーロンX10ボーイズ)、女子からイム・シヒョン(21、韓国体育大学)、チョン・フニョン(30、仁川広域市庁)、ナム・スヒョン(19、順天市庁)が出場する。
ただ、6月18日から23日にかけてトルコ・アンタルヤで開催されたアーチェリーW杯第3戦において、韓国は女子個人で出場全選手が準決勝進出に失敗した。
昨年の杭州アジア大会で3冠(女子個人、女子団体、混合団体)を達成したイム・シヒョンは、2回戦でマレーシアのアリアナ・モハメド(18)に0-6で完敗。
そのほか、準々決勝でチョン・フニョンがインドのアンキタ・バカット(26)に4-6、ナム・スヒョンがメキシコのアレハンドラ・バレンシア(29)に2-6で敗れた。
不参加の大会を除き、韓国がアーチェリーW杯の女子個人で表彰台を逃したのは、2014年大会ファイナル以来10年ぶりだ。これにより、韓国の女子個人はパリ五輪前最後の国際大会でノーメダルに終わった。
男子個人では、キム・ウジンが金メダルを獲得した。
一方、 キム・ジェドクは2回戦で中国のリー・チョンユアン(21)に2-6、イ・ウソクは3回戦でイギリスのアレックス・ワイズ(23)に4-6で敗れ、メダル獲得を逃した。
また、イ・ウソクとチョン・フニョンが出場した混合団体では、決勝で日本の古川高晴(39)と園田稚(22)に4-5で敗れ、銀メダルに終わった。
ただ、男子団体と女子団体ではいずれも韓国が金メダル獲得に成功した。
なお、韓国アーチェリーは1984年ロサンゼルス五輪から2021年東京五輪まで、男女合計43枚(金27枚、銀9枚、銅7枚)のメダルを獲得した。
特に、女子団体では1988年ソウル五輪から2021年東京五輪まで9連覇を達成するなど、圧倒的な強さを見せている。
このため、アーチェリーは五輪などの国際大会で必ずメダル獲得が見込める「孝子(ヒョジャ)種目」の一つと呼ばれている。
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