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「2023セマングム第25回世界スカウトジャンボリー」の期間中、警察に性犯罪被害を訴える通報が複数あったことが確認された。
全羅北道警察庁の関係者は17日、「ジャンボリー期間中に通報を受けた性関連被害は7件」だと明かした。2日にジャンボリー会場内の女子シャワー室にタイの男性指導者が入ってきたことで発覚した事件を含む件数だ。
警察は、女性シャワー室に侵入したタイ男性に性犯罪の疑いはないとみて、建造物侵入容疑で16日に送検している。残りの事件については、被害者の証言拒否などを理由に捜査を終結したと発表した。
警察に通報された性犯罪被害は複数あるが、組織委はこれらをきちんと把握することすらできていなかった。組織委の関係者は「(組織委が把握した)警察に通報された性関連事件は計3件だった」とし「撤収の過程で増えた可能性があると思う」と語った。
この関係者はまた、「連盟の『セーフ・フロム・ハーム(Safe from Harm)』チームに通報のあった事件は世界スカウト機構が自主的に処理し、組織委とは共有していないと認識している」とし、「(知りながら)状況を小さく見せようとしたわけではない」と釈明した。そして「警察に対し、事件がいつ発生したのかと、組織委と事件が共有されていない理由を尋ねたが、センシティブな情報だとして教えてくれなかった」と付け加えた。
イ・ジュビン記者
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