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7/31(月) 7:59配信 中央日報日本語版
サッカー韓国女子代表が2連敗し、2023国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント進出が事実上難しくなった。
韓国は30日、オーストラリア・アデレードで行われたグループリーグH組第2戦でモロッコに0-1で敗れた。中央DFのイム・ソンジュが試合前のウォーミングアップで負傷した。歴代女子W杯12試合ですべて先制ゴールを許している韓国はこの日の試合でも前半6分に失点した。右サイドからのクロスをイブティサム・ジェライディが頭で押し込んだ。
韓国はアラブ国家で初めてW杯本大会に出場したモロッコのW杯1号ゴールと初勝利の犠牲になった。韓国(17位)はFIFAランキング72位のモロッコを相手にまたも得点できなかった。パク・ウンソンのヘディングシュート、ケイシー・ユジン・フェアのターニングシュートはともに枠を外した。韓国は14本のシュートを放ったが、有効シュートは0だった。
韓国代表のコリン・ベル監督は3-5-2の変則フォーメーションで両ウィングを高い位置に上げた。モロッコ代表のレイナール・ペドロス監督は予想通り両サイドの裏の空間を生かして逆襲を狙った。ゴール前での精密なフィニッシュを欠いた問題点は相変わらずだった。W杯史上初めてヒジャブを着用したモロッコのヌハイラ・ベンジナを突破できなかった。
2019年から韓国女子代表を率いるベル監督は4年間、体力とスプリントでフィジカルの劣勢を克服する「高強度サッカー」を叫んできたが、モロッコとの対戦でもパワーで劣勢だった。池笑然(チ・ソヨン)は「また4年前に戻ったようだ」と言ってうな垂れた。
25日のコロンビアとの第1戦で0-2で敗れた韓国は2連敗でH組最下位(勝ち点0、得失点-3)。続いて行なわれた試合でドイツが引き分け以上なら韓国の早期敗退が決定する状況だったが、コロンビアが後半ロスタイムに劇的にゴールを決めてドイツに2-1で勝利した。
H組の順位はコロンビア(2勝、勝ち点6)、1勝1敗(勝ち点3)のドイツ(得失点+5)とモロッコ(得失点-5)、2敗の韓国(得失点-3)の順だ。韓国が来月3日の第3戦でFIFAランキング2位のドイツに勝てば、韓国-ドイツ-モロッコが共に1勝2敗で並ぶ可能性がある。しかしドイツが第1戦でモロッコに6-0と大勝し、得失点差で大きくリードしている。
このため韓国がドイツに5点差で勝利し、モロッコがコロンビアに敗れる場合、韓国が組2位で決勝トーナメントに進出する。韓国が最終戦で4点差で勝っても敗退するということだ。韓国は奇跡を望むしかない状況だ。
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