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紅白歌合戦は「付録の豪華さで買わせる雑誌」になった…視聴率ワースト2が問いかけるもの
大みそか放送の「第73回NHK紅白歌合戦」の世帯視聴率(2部、関東地区)が、歴代ワースト2となった。前年が過去最低だったことから、若者受けする出場歌手の選出と演出に努めたが、微増にとどまった。年の瀬の風物詩だった番組の現実は、公共放送NHKの娯楽番組のあり方をも問うている。(文化部 辻本芳孝、笹島拓哉)
(略)
テレビ番組に詳しいコラムニストの桧山珠美さんは「特別企画は八つにもなったうえ、その出演者の方が格上に見え、付録の豪華さで購入させる雑誌のような印象だ。特別企画やゲストのトークが増えた結果、最も重要なはずの歌を聴く時間が削られている」と指摘する。
■次から次へと多人数グループ、歌より踊り…「老人無視だ」
1951年にラジオ番組として始まった紅白は、テレビ放送が始まった53年からは、テレビでも放送されるようになった。ビデオリサーチ社が調査を始めた翌年の63年には関東地区で視聴率81・4%を記録。大みそかの“国民的行事”としてお茶の間の支持を得てきた。だが、80年代以降、音楽が多様化したほか、レンタルビデオやカラオケボックスなど大みそかの過ごし方が変化。さらにインターネット社会、SNSの進展で娯楽の選択肢が一気に広がり、視聴率はあおりを受けている。
そんな風潮に“話題性”で対抗しようとした今回の紅白は、 凋落ちょうらく 傾向に歯止めを掛けたように見えるが、空回りした部分があったのも否めない。
メディア総局の林理恵総局長は昨年11月の定例記者会見で「違う世代の人にこういう歌が響いているのかという知識を新しく仕入れる機会にもなる。家庭で紅白歌合戦を見るとき、『こういう歌がはやっている』と孫が言うのを祖父母が聞いて知ってもらうのも一つの紅白の楽しみ方。逆もある」と強調していた。だが、詰め込みすぎた結果、それぞれの出演者を扱う丁寧さに欠けていた。
例えば、初出場の「緑黄色社会」も、グループ名の下に「愛称は“リョクシャカ”」という一言コメントで説明がほぼ終わりだった。この点、桧山さんは「どういうグループで、どこの出身かといった情報や、メンバーの名前なども教えてくれれば、理解もできる。しかし、次から次へと多人数のグループが出てきて、J―POPなのかK―POPなのかも、歌詞もなんだかわからず、踊り重視であっという間に終わった。『TikTokでバズった』とかいうのも、ではそのTikTokはなんぞや、というのは教えてくれない。老人無視だ」と手厳しい。
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読売新聞 2023/01/05 17:02
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