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先月30日、ソウル梨泰院圧死惨事現場 キム・ナムヨン記者
韓国梨泰院(イテウォン)惨事の現場に投入された消防署員が惨事収拾の後遺症がなくなる前に飲酒者救助現場に投入され、飲酒者の暴行で十字靭帯が損傷する事件が発生した。
全国公務員労働組合消防本部(消防労組)は11月9日の「消防の日60周年」を迎えて8日、政府ソウル庁舎前で記者会見を行い、梨泰院惨事現場に投入された京畿道高陽市(キョンギ・コヤンシ)の消防署員2人が惨事2日後に無差別暴行を受けたことを明らかにした。
労組によると、「息がしにくい」という通報を受け、1日に京畿道高陽消防署所属の救急隊員2人が現場救助活動に向かい、通報者だった陸軍部隊所属副士官Aさんから無差別暴行を受けた。
救急隊員が現場に向かうと、Aさんはマンションの玄関の扉前に倒れていたが、救急隊員が応急処置に出るとAさんは暴言と共に119救急隊員に殴りかかった。
このうち1人の救急隊員は暴行を避けようとしたが膝十字靭帯が損傷する重傷を負い、少なくとも1年は治療を受けなければならないと伝えられた。これに先立ち、消防庁は梨泰院惨事当時対応3段階を発令して全国の消防車を事故現場に集結させたが、当時この救急隊員も京畿高陽消防署所属として梨泰院惨事現場に出動し、患者の病院搬送業務を遂行していてAさんの通報現場に向かった。
これに関連し、全国公務員労働組合のキム・ジュヒョン消防本部長は9日、MBC(文化放送)ラジオ『キム・ジョンべの視線集中』に出演して「人材も装備も多くて梨泰院に備えてずっとその場に留まっていればいいだろうが、出動もしなくてはいけない部署ではないか。出動したことについて何も言えないと思う」としつつも「梨泰院に出動した隊員が移送を終えて一日ほどは休息を取らなくてはならないのに、休むこともできず暴行を受けた。職員の心の状態を知ることができるトラウマセンターをぜひとも作ってほしい」と明らかにした。
一方、消防労組によると、多くの消防署員が心的外傷後ストレス障害(PTSD)と過重な業務ストレスなどに苦しめられている。2017年基準で自殺率が10万人当たり31.2人に達したが、これは経済協力開発機構(OECD)平均(12.1人)の3倍に近いと明らかにした。
また、消防署員に対する暴行事件も繰り返し発生している。救急隊員に対する暴行を年間で集計すると▼2019年203件 ▼2020年196件 ▼2021年248件 ▼2022年1~6月153件--など一年平均200件前後発生していることが分かった。
11/10(木) 9:53配信
中央日報日本語版
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