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ウォン-ドル相場が心理的抵抗線とされてきた1400ウォン台を突破し、今や市場では年末に1500ウォンを超える可能性までささやかれている。
22日、ソウル外国為替市場でウォン-ドル為替レートは前取引日より15.50ウォン上がった1409.7ウォンで取引を終えた。これまで1ドルあたり1400ウォンを突破したのは、1997年の「自律変動為替レート制」導入以後、外国為替危機(1997~1998年)とグローバル金融危機(2008~2009年)の2回のみだった。最近、外国為替当局が市中銀行にドル注文量をリアルタイムで報告するよう指示するなど積極的な介入に乗り出したが、市場の強力な1400ウォン突破の試みをついに防ぎきれなかった。金融市場の不安さに韓国総合株価指数(KOSPI)も前取引日より0.63%(14.90)下がった2332.31で取引を終え、2330台が崩壊する懸念も高まっている。
この日のウォン-ドル相場は、ウォン価下落がはるかに強くなりドル高が急激に進んだ。晩夜、米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、年末から来年にかけて政策金利をよりはやく大幅に上げると予告した。FRBの委員らは今後到達する政策金利をそれぞれ見通す点図表で今年末の政策金利を年4.4%(中間値)、来年末の金利を年4.6%(中間値)と見通した。前回6月の点図表の政策金利見通しの中間値は、今年末が3.4%、来年末は3.8%で、3カ月で約1ポイント上がった。FRBは今年の米国経済の成長率も過去の展望値(1.7%)を大きく下方調整した0.2%と提示した。
市場では、FRBの積極的緊縮と米国の景気鈍化の可能性により、安全資産であるドルの価