21/09/02 08:37:06.53 CAP_USER.net
韓国の保健当局は、米国の製薬会社モデルナが今週中に供給することになっているコロナワクチン600万回分が国内に入ってこなければ、接種実施に支障が生じると明らかにした。
モデルナワクチンの追加供給なくして、秋夕(チュソク、中秋節)までに全国民の70%に当たる3600万人に対する1次接種が不可能になるという意味だ。
コロナ予防接種対応推進団のホン・ジョンイク接種管理チーム長は1日、関連する質問に対し「600万回分がなければ、当然接種の実施に影響を与える」と答えた。
続いて「ワクチンがなければ接種を受けられないのは周知のこと」とし「仮定を前提に質問するなら回答は難しいが、影響があるのかと問われれば当然影響はある」と付け加えた。
政府は5日までにモデルナワクチン701万回分を受け取ると明らかにしたが、先月23日に101万回分が供給された後、残りの600万回分は依然として入ってきていない。このため、一部では接種計画がもう一度修正されるのではないかという懸念も出ている。
モデルナ社はこれに先立ち、自社の実験室の問題により8月の供給量を当初850万回分の半分以下に減らすと一方的に通知し、このため推進団はモデルナとファイザーなど、mRNAワクチン(メッセンジャーリボ核酸)の1次・2次接種の間隔を従来の4週間から6週間に変更した。
これとは別に、政府はルーマニアとのワクチン協約を通じ、ファイザーやモデルナワクチン、計150万3000回分を導入することにした。モデルナやファイザーなど、政府が従来の契約を通じて確保したワクチンが計画どおりに供給されていれば、ルーマニアからのワクチンがなくても、接種実施には支障がなかったというのが政府の見解だ。
ホンチーム長は「計画どおりワクチンが入ってくる状況ではルーマニアからのワクチンがなくても、(秋夕前までに)3600万人に対する1次接種を行うのに量が不足しているということはない」と説明した。
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