21/07/07 18:52:47.27 CAP_USER.net
韓国では、新型コロナウイルス「4次大流行」をめぐり、専門家らは最大2000?3000人の感染者が出ると予想した。専門家らは、現在の感染者のうち約80%が軽症・無症候性感染であることを考慮すれば、先制的検査が重要だと口をそろえた。
梨大木洞病院のチョン・ウンミ呼吸器内科教授は7日、韓国メディアイーデイリーとの電話インタビューで、「感染者が1000人を超えるのは2週間前からすでに予想していた」と述べた。
その理由として、実効再生産数の上昇を挙げた。実際の実効再生産数は先月13?19日の0.88から同月20?26日には0.99に上がり、先週は1.2を記録した。
チョン教授は「特に、首都圏の指数は1.25を記録した」とし「状況が改善されず検査数が増えると、2000?3000人の感染者も出てくるだろう」と予想した。
チョン教授は、拡散の兆しを見せているデルタ変異については、「事前に把握しにくい」とし「非変異ウイルスの初期症状は、発熱・嗅覚喪失なので確認が比較的容易だったが、デルタ変異の初期症状は、頭痛・鼻水・くしゃみなどである。初期に把握しにくく、その分伝播しやすい」と指摘した。
チェ・チェウク高麗大学医学部予防医学教授は、自己検査キットを積極的に活用すべきだと述べた。チェ教授は「初期症状がないのに、誰が行って検査をするのか」とし「多重利用施設や学校管理者などが自己検査キットを定期的に活用し、感染者を探さなければなら」と述べた。
続いて、「今からでも比較的活動の多い若年層に予防接種の優先順位を与えなければならない」と主張した。現在一般接種は、50代からと予定されている。チェ教授は「感染拡散を減らす20代、その中でも、多重利用施設など団体活動を余儀なくする集団を先に接種すべき」と語った。
根本的にこれ以上、以前のような社会的距離の確保を実施する意味がないという意見も出た。ソウル大学医学部医療管理学科のキム・ユン教授は「キム・ブギョム首相が『状況が悪化した場合、4段階に引き上げる』と発言した」とし「過去と同じ方法を踏襲することに対し、国民は容易に受け入れられないだろう」と批判しした。
キム教授は「感染者が少なくとも2週間以上増加することは仕方がないと思う」とし「一か月間の致命率だけ計算すれば0.3%程度で、インフルエンザよりも低い水準である。これを防ぐための社会経済的被害があまりにも大きい」と述べた。
続いて「政府の長期的な計画を持って感染者数ではなく、重症患者・致命率を基準に距離の確保を転換すべき」と助言した。
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