21/04/24 21:44:04.27 CAP_USER.net
20日夜、米国の電気自動車製造・販売会社テスラの中国法人が「驚きの声明」を出しました。テスラ側は「車の持ち主の問題を解決できず、深い遺憾の意を表す」「該当の車の持ち主のご不満を最大限補償するため専門チームを設け、誠実に解決方法を見いだして責任を取る」と明らかにしました。
19日、ある中国のテスラの持ち主が上海モーターショーで、「テスラのブレーキ動作エラーで一家が死ぬところだった」と奇襲デモを行いましたが、中国共産党は「そもそもテスラが問題を解決していたら、こんなことにはならなかっただろう」とテスラを責め立てるという出来事がありました。すると、テスラがすぐに謝罪文を出したのです。テスラは「各種意見と建議、批判を積極的に聞き、政府の決定に完全に服従する」とまで約束しました。
今回の謝罪でさらに驚いたのは、テスラが韓国の消費者には180度違う姿勢を見せているからです。昨年12月、ソウル市竜山区で発生した「モデルX」火災死亡事故、昨年6月に京畿道始興市内で発生した交通事故など、テスラ車の技術的な問題である可能性があると見られる事故がありました。しかし、テスラ・コリアは謝罪も釈明もなく「機械的な欠陥はなかった」という見解だけを繰り返しています。
米国ではテスラ車の機能を制御するセンターディスプレイが走行中、突然消える可能性が見つかり、リコールに入ったが、韓国ではまだリコール計画を明らかにしていません。テスラは昨年、韓国で1万台以上売れましたが、韓国国内のサービスセンターはたった4カ所に過ぎません。予約を取るだけで1カ月以上かかります。
テスラにとって、米国（売上比率48％）と中国（21％）は二大市場です。一方、韓国におけるテスラの売上は中国の10分の1程度です。ですが、安全性の問題こそ、市場が大きくても小さくても公平に扱うべきです。韓国の自動車関連コミュニティ・サイトで「我々の安全のためにも、テスラに強く抗議しなければならない」という声が上がっているのも、そのためです。
ユン・ヒョンジュン記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2021/04/23 17:02
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