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東京電力福島第1原発事故での損害を水増しし、東電から賠償金約8億6千万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた韓国籍の元会社役員金孝尚被告(63)の判決が5日、福島地裁であった。柴田雅司裁判長は「被害救済の制度を積極的に悪用した」と述べ、懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡した。
柴田裁判長は、金被告が建設会社元社長(66)=詐欺罪で有罪判決=らに不正請求を持ち掛けたなどと指摘。弁護側の無罪主張を退け、「刑事責任は相当重い」と非難した。
時事ドットコム 2021年03月05日19時04分
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