20/10/11 14:45:20.15 CAP_USER.net
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(写真=KTV国民放送キャプチャー)
全世界でコロナ戦争中、今この瞬間も国境を間に置いて本当に戦争している場所もある。(幸い両国は10日、停戦に合意した。)ヨーロッパとアジアの境界線、カフカス山脈に位置するロシア・トルコ・イランの間にある二つの国家、アルメニア-アゼルバイジャン戦争だ。
私たちには遠く感じられる国々なので世論の関心は高くないが、世論とは別に政府は政府の役割を果たさなければならない。しかし、この戦争に対する政府の公式立場表明は一度もない。文字どおり「対岸の火事」見物中で、このような対応は次に紹介する『この国』の対応と大きな差がある。
『この国』は、開戦初期である10月1日、両国は交戦を直ちに中断して平和交渉を通じて問題を解決するよう促した。同じテュルク族という理由でアゼルバイジャンの戦争を支援するトルコには戦争支援を中断するよう要求した。一歩進んで戦争当事者両国に、トルコまで含んだ3カ国と会って仲裁する意志があるとまで発表した。(この段落、赤字表示)
米国ぐらいに見える『この国』は、さらに世界の外交軍事秩序を思うままにする国連安保理常任理事国でもない、何と『日本』だ。戦争当事国との距離感でも、相互交流関係のようなものでも、つきつめれば我が国と日本は特に差はないだろう。しかし、素早く機敏に対処する日本と違い大韓民国は、文字どおり静かだ。
筆者は自尊心が傷つけられる。日本のようにやれと願うわけではない。どちらの肩を持つこともできない困難な立場も理解できないわけではない。しかし、最低限、以下の程度の外交部声明は出せるだろう。
「該当地域の住民たちが安全であることを願い、戦争を通して人権蹂躪がないことを願い、当事国が対話で問題を解決することを促す」というとても原則的な立場の声明だ。(この段落、赤字表示)
私たちは昨年、強制徴用問題でふくらんだ韓日外交葛藤の中で全国民的に「買いません」と克日を確かめる運動が広がった。大統領は「再び揺さぶることはできない国」を作るとも言った。それなりの意義がなくはない。
しかし、それと同じくらい克日するために重要なことは、世界の舞台で韓国の地位を日本以上に引き上げることだ。それはK-ポップとかはやり言葉で「グクポン」だけではない。どんな指標でも世界20位圏中に入る国家ならば、世界平和のためにどれだけ寄与したかがやはり韓国の地位を世界の人々の間で確立するのに影響するだろう。
日本は第二次大戦の敗戦国なのに、第二次大戦の主要戦勝国が持つ地位である国連安保理常任理事国進出を狙った。世界平和のために誰より積極的に寄与するという名分でだ。大韓民国は日本の戦争犯罪に対する謝罪が充分でなかったこと等を理由に日本の常任理事国進出に積極的に反対してきた。
しかし、今回の戦争に対する対応だけみれば、他の国々の立場では韓国より日本がはるかに世界平和に役立っていると考えるかもしれない。
(中略:私たちの主体的な外交力量を見せよ)
大韓民国は戦争で国が消える危機にひんしたが全世界が救出した歴史がある。援助を受けた国から援助する国になった。経済成長に似合うように、激しい政治権力を弾劾することも可能な民主政治発展の歴史も持っている。
帝国主義侵略の歴史がある日本と異なり国際的原罪もない。K-ポップの様な文化の力で多くの世界の人々から羨望を受けている。
そのような国ならば暴力により危機にひんした世界のあちこちに希望と平和のメッセージを伝えるべきだ。私たちと関係の薄く見える紛争だとしてもだ。私たちが誠実に伝えた平和のメッセージは再び私たちの韓半島の平和に戻るだろう。
チョン・グクジン元国会秘書官/元統一コリア協同組合理事
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ソース:エデュイン・ニュース[政局陣の政局診断]アルメニア-アゼルバイジャン戦争‘川の向こう側火事見物’、本当に克日は何か
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