20/10/09 15:56:37.08 CAP_USER.net
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8日に行われた国会外交統一委員会の民主平和統一諮問会議に対する国政監査が「わいせつ動画問題」で紛糾した。民主平和統一諮問会議が共に民主党の金栄珠（キム・ヨンジュ）議員に提出した資料目録に多数のわいせつ動画ファイルのタイトルが含まれていたためだ。金議員はそうした事実を明らかにした上で、「（動画の）タイトルは口にするのもはばかられるが、とても深刻な内容だ」とし、関係者の処分を要求した。国政監査に出席した民主平和統一諮問会議の李承煥（イ・スンファン）事務処長は「申し訳ない」と述べ、頭を上げられなかった。民主平和統一諮問会議は大統領の統一政策全般に対する諮問を行う憲法機関で大統領が議長を兼任している。現在首席副議長は丁世鉉（チョン・セヒョン）元統一部長官が務めている。
金議員は今回の国政監査の準備過程で民主平和統一諮問会議に対し、業務用コンピューターネットワークから共用USBに保存した資料の目録全てを提出するよう求めた。そして、民主平和統一諮問会議が提出した資料目録には「フランス狂乱海辺の女」「過激なわいせつ動画は初めて」といった扇情的な動画ファイル名が複数含まれていたという。金議員はファイル名を国政監査の場で公表するのは不適切だとして、伏せたと説明した。
民主平和統一諮問会議が金議員に提出したUSB保存資料の目録は2万件余りで、うちわいせつファイルと推定されるタイトルが13件見つかったという。金議員は「動画のタイトルは盗撮、つまり違法なわいせつ動画だ」とし、「公務員が勤務先でわいせつ動画を保存、転送したというのはあってはならないことだ」と批判した。民主平和統一諮問会議の職員が業務用コンピューターを利用し、わいせつ動画をUSBにダウンロードしたことを示している。民主平和統一諮問会議が金議員に提出した資料目録の中には、わいせつ物以外に音楽、ゲーム関連のファイル名も多数含まれていたという。
金議員が公開した民主平和統一諮問会議のUSB保存データ目録は、今年1月から把握した資料だという。金議員は「（今年1月は）児童ポルノを流布した『博士部屋』の捜査などで全国民が憤りを感じ、博士部屋の運営者が逮捕されるなど、大韓民国がとても騒がしかった時期だ。民主平和統一諮問会議が公職機関として、どれほど綱紀を逸脱していたかが分かる」と指摘した。その上で、「n番部屋」事件などで今年5月からは違法わいせつ動画を所持しているだけでも処罰できるように関連法が強化された状況にあるとし、「（関係者を）徹底的に懲戒し、補完策を取りまとめてほしい」と要求した。これに対し、李承煥事務処長は「とても申し訳ない。正確な経緯を確認し、措置を講じ、再発防止に努めたい」と述べた。
同日の外交統一委員会の国政監査では、「対北政策を巡る南南対立（韓国内部での対立）が進歩政権で触発され激化した」という分析を含む民主平和統一諮問会議の資料も論議を呼んだ。民主平和統一諮問会議が企画、製作し、ウェブサイトやユーチューブの公式アカウントで公開した動画2本だ。民主平和統一諮問会議の常任委員は動画の中で、「南南対立は過去の金大中（キム・デジュン）政権の太陽政策に対する賛否で触発された」とした上で、「相対的に保守的だった政権を経て、現在の文在寅（ムン・ジェイン）政権になってからも変わらないと言える」と述べた。同じ人物はさらに、「金大中、盧武鉉（ノ・ムヒョン）、文在寅政権が和解協力、平和共存の対北政策を目指し、過去の敵対的対北政策に慣れた集団の反発を招いた」と指摘した。金栄珠議員は国政監査で問題の動画を流し、「大統領の統一諮問憲法機関として、政治的中立義務をないがしろにした」と主張した。李承煥事務処長は「さまざまな誤解と誤った判断を招きかねない要素があるようだ」と答えた。
ソン・ヘジン記者 , チュ・ヒヨン記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2020/10/09 11:30
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