20/10/03 13:07:14.38 CAP_USER.net
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▲1901年初めての授賞後、日本は世界で5番目、21世紀以後では米国に続き2番目に多くのノーベル科学賞受賞者を輩出した
毎年10月はノーベル賞受賞発表シーズンです。今頃、スウェーデン翰林院に世界の耳目が集中するのもそのためです。今月5日から12日に予定された受賞者発表を控えてノーベル財団はコロナ19で通常の授賞式をやめ、テレビ中継に変えると明らかにしました。人類文明発達に寄与した人に授与され世界で最も権威ある賞とも呼ばれるノーベル賞は6つの授賞分野のうち3つが科学賞です。
ノーベル科学賞は国家の基礎科学と源泉技術競争力を計る指標として認識されることがあります。そしてノーベル科学賞で頭角を現わす国々の一つが隣国・日本です。
日本は物理、生理医学分野で2014年から2016年まで3年連続、そして一昨年と昨年にも化学、生理医学分野で受賞者を輩出しました。全受賞者数はアジア1位であり、科学に限定する場合、世界5位、21世紀以後では米国に続き二番目に多くの受賞者を出しました。このため、日本では今年も受賞者名簿に自国民がいるだろうという期待が高まった状況です。共同通信など日本メディアはいっせいに今回のノーベル賞候補に日本人学者2人が含まれたと報じました。
これに反し韓国人のノーベル賞受賞は20年前の金大中(キム・デジュン)元大統領が受けた平和賞が唯一で科学分野では一度もありません。隣国では受賞者が度々出るのに同じアジア人・韓国ではなぜ出ないのかという嘆きも毎年繰り返されるレパートリーです。日本はどうしてノーベル賞、特に科学分野に唯一強い面を見せるのでしょうか。
はやい近代化と帝国主義時期に蓄積した遺産
日本が明治維新で近代化に成功しアジアで唯一列強に合流した事実は良く知られています。この過程で日本は軍事技術を中心にした科学技術開発に総力を挙げ、そのために1871年、岩倉使節団を始め多くの留学生を西洋に送りました。彼らはその後、日本の基礎科学を発展させた原動力になりましたが、主に習ってきた分野がまさに化学、医学、物理学でした。
反面、韓国は日本に比べて純粋学問側研究の始まった歴史がはるかに短いうえ絶対的な人的・物的投資規模も少なかったのです。明治維新を近代化教育が始まった基点と見れば、日本は近代教育制度を韓国より70~80年はやく導入した様なものです。政府予算で運営され「ノーベル賞の産室」とも呼ばれる「理化学研究所」だけでも1917年に設立されて100年を軽く越える歴史を誇ります。
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▲自由な学風で有名な京大はノーベル科学賞受賞者をたくさん排出しましたが、731部隊という暗い歴史も秘めている/写真=ユーチューブ キャプチャー
日本は帝国主義時代の戦争と植民地建設を通じて知識を蓄積しました。生体実験で悪名高い満州関東軍防疫給水部、別名731部隊のルーツは京都大学(京大)と言えます。731部隊を作って総指揮した石井四郎中将と731部隊に志願入隊して多様な実験をした細菌学者、石川太刀雄丸、吉村寿人など主犯が皆京大出身であり教員でした。
日帝崩壊後、米国に標本を渡す代わりに裁判回付を免じられた彼らはその後も研究活動を継続しました。石川は標本をこっそり日本に持ち込み研究に使う程、執拗だったし、吉村は日本生理学会幹部から京都医大学長まで上がった後、1978年には日本王室から旭日章を受けるなど常勝疾走しました。
石井もやはり医学界元老として優遇され、731部隊運営で得た知識を学界に伝えたことが分かりました。ノーベル科学賞を受賞した日本人たちの出身大学を見れば最高大学と言われる東大とともに京大が最も多くの比率を占めます。今でも日本人の間でノーベル賞だけは京大が東京大より一枚上という評価が多いです。日本の一群のノーベル賞の成果は生体実験研究のおかげで起きた飛躍かは分かりませんが、戦争と植民地開拓が日本科学発展に起こした上昇効果は後藤秀機など日本学者も認める部分です。
(後略:日政府の一貫性ある基礎科学支援など)
[シン・ユンジェ記者]
ソース:毎日経済(韓国語)'韓国0 vs日本24'...日がノーベル賞に強い本当の理由は?
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