20/09/20 08:38:07.10 CAP_USER.net
【新刊】潘炳律(パン・ビョンリュル)著『ロシア高麗人社会の尊敬される指導者 崔在亨』(ハンウル・アカデミー刊)
1909年10月に安重根(アン・ジュングン)がハルビン駅で伊藤博文を暗殺するまで、彼は安重根を支援した「影の人物」だったと伝えられている。安重根が彼の家で射撃練習をしたという証言があり、安重根はハルビンに向かう際、彼から旅費と銃の提供を受けたという主張もある。その人物とは、ロシア韓人社会の開拓者にして沿海州独立運動の「代父」といわれる崔在亨(チェ・ジェヒョン)=1860-1920=だ。
韓国外大史学科教授の著者が崔在亨の殉国100周年に合わせて執筆した本書は、分断以来長年忘れられていた沿海州独立運動の「代父」の生涯を復元した。小作農の息子として生まれ、ロシアに移住。軍需品の納入で富を蓄えた彼は、ロシアで最初の義兵部隊である同義会を組織し、「大東共報」の社長として言論を通じた愛国啓蒙(けいもう)運動でも先頭に立った。日本軍が沿海州でロシア革命勢力や韓人らを不意に襲撃した1920年の「4月惨変」の際、家族のため逃げることなく逮捕され、虐殺される最後の場面は読者の胸を打つ。
兪碩在(ユ・ソクチェ)記者
朝鮮日報日本語版 9/20(日) 5:30
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
(写真:朝鮮日報日本語版)
URLリンク(i.imgur.com)