20/09/07 18:35:58 CAP_USER.net
URLリンク(www.bluetoday.net)
2002年に我が国と日本の共同主催で開かれた韓日ワールドカップの主催国表記順序は外国でも”KOREA/JAPAN”だ。我が国と日本が血がにじむ外交折衝戦を行ったあげく、決勝戦を日本で行う代わりに我が国は開幕戦を引き受け、公式大会名称で日本より先に表記される結果を得たからだ。
我が国と日本の間のサッカー、野球などのスポーツ競技が行われる場合、我が国では韓日戦と表記し日本では日韓戦と表記する。このように二つ以上の名称を併記する時は我が国を最も前に表記し、その後には「韓-米-日」「韓-米-中」「英-日同盟」等、我が国に近い順に表記するのが慣例だ。
しかし北朝鮮を扱う時は「北-米関係」「北-米-日3者交渉」等の表現をたまにみる。米国は我が国建国から今に至るまで、我が国と密接な同盟を結んでいる。日帝の抑圧から韓半島を解放した米国は以後、建国過程で多くの助けになり6.25戦争(朝鮮戦争)の時はキム・イルソン(金日成)の赤化野心に対抗して物的支援や派兵、外交的援助まで惜しまなかった。
今でも米国は情報戦等を通して我が国に少なくない助けになっており、日本と共に「韓-米-日三角同盟」を通じて北朝鮮と中国を牽制する自由民主主義守護の一つの軸だ。それにもかかわらず、主敵である北朝鮮を米国より先に表記するのは意識的あるいは無意識的な安保思想の問題としか見られない、というのが大勢だ。国内大型メディア、放送会社もやはり「北米関係」という単語を圧倒的に多く使っている。
北朝鮮は表面的には和解ムードを作ったが、その後武力挑発を敢行する「和戦両面戦術」をとっている。このような態度が休戦後60年間変わっていないにもかかわらず、北朝鮮が対南非難を一時的に中断したという理由を挙げて「国防委員長」という肩書を付けてキム・ジョンウンを呼ぶのは道理に合うと言えない、と批判される余地がある。
日本は国王であるアキヒトに対して天皇という呼称を使っている。「天の皇帝」、すなわち「万物を支配する皇帝」という意味だ。しかし、我が国では日王と称する。「日本の王」という意味だ。万一、我が国で日王の代わりに天皇という呼称でアキヒトを呼ぶならば、アキヒトが万物を支配する皇帝だと奉るわけだ。
キム氏一家の肩書もやはり同じだ。職位の名前である肩書を認めるならば、職位を認めることで、職位を認めるということはすなわち職位が属する組織、組織が属する体制、国家を認めることになる。しかし、メディア、放送会社ではアキヒトには日王という表現を使いながらキム・イルソンには主席、キム・ジョンウンには国防委員会委員長という肩書をもれなく付ける。
ヒットラーやスターリンもやはりそれぞれドイツの総統とソ連の総理を引き受けたが、肩書を付けずに名前だけ呼ぶのとは対照的だ。このように無意識的に国民の国家観と安保思想を揺るがして混乱させる適切でない表現が大型メディア、放送会社を始めとして使われる中で「北米関係」を「米北関係」等の表現に変える方が望ましいだろう。
オ・サンヒョン
ソース:ブルートゥデイ(韓国語)キム・ジョンウンが'国防委員長'ならヒットラーも'総統'でプルロヤブンミグァンゲ’を‘米・北朝鮮関係’等の表現で使ってこそ....
URLリンク(www.bluetoday.net)