20/08/22 20:31:31 CAP_USER.net
北朝鮮に約2年間抑留されて開放された韓国系米国人のケネス・ペ(韓国名ペ・ジュンホ)氏が、米国連邦裁判所に北朝鮮を相手に、2億5000万ドル(約264億4500万円)の民事損害賠償訴訟を提起したと自由アジア放送(RFA)が、22日報じた。
RFAによると、ケネス・ペ氏と彼の家族を含む原告5人は今月17日、被告北朝鮮を相手に、肉体的、精神的、経済的被害の賠償を請求する損害賠償民事訴訟を米国ワシントンDC連邦裁判所に提起した。
ケネス・ペ氏は、「外国主権免責特権法」に基づいて訴訟を提起した。この法律は、被害者を拷問したり、人質として拉致して身体に傷害を加えたり、死亡に至ったテロ支援国を相手に訴訟を提起することができる。
ケネス・ペ氏は、2012年11月3日に北朝鮮に入国したが、抑留された後、2014年11月8日、米朝の交渉を通じて送還された。北朝鮮に抑留されている時は、2013年4月に「反共和国敵対犯罪行為」を理由に、15年の労働教化刑を宣告された。訴状によると、ケネス・ペ氏は当時、北朝鮮で弁護士の選任と控訴の機会も与えられず、15年の刑を宣告され、労働教化所で週6日、1日10時間もの労働を強いられながら、身体的苦痛を受けた。
ワシントンDC連邦裁判所は20日、北朝鮮外務省の住所に訴状を郵送した。これにより、被告北朝鮮を代表するリ・ソングォン外相が訴状を受け取れば、60日以内にワシントンDC連邦裁判所に抗弁意思通知書などを送付しなければならない。
しかし、北朝鮮がこの訴訟に応じない可能性が高い。北朝鮮が今回の訴訟の過程で何も対応をしなければ、裁判所は「欠席裁判」を進行することになると予想される。
WoW!Korea 8/22(土) 19:59
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北朝鮮を相手に2億5000万ドルの損害賠償訴訟提起＝北朝鮮に2年間抑留された韓国系米国人（画像提供：WoW！ Korea）
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