20/06/25 09:49:17 CAP_USER.net
2020年6月24日、韓国・中央日報は「日本の攻撃を日本がくらった…輸出規制強化から1年、韓国の驚くべき変化」と題する記事を掲載した。
日本は昨年7月に韓国へのフッ化水素、フォトレジスト、フッ化ポリイミドの輸出管理を強化した。
記事はこの措置について「韓国の半導体・ディスプレイ産業の構造的脆弱(ぜいじゃく)性を鋭く狙ったものだったが、これがかえって韓国企業に変化をもたらした」とし、「韓国企業は日本に依存していた供給先の多角化と国産化に迅速に取り掛かった」と説明している。
記事によると、SKマテリアルズは17日、海外依存度が100%だった気体フッ化水素の国産化に成功したと発表した。3年以内に国産化率を70%まで引き上げる計画だという。
また、液体フッ化水素はすでにソルブレインやラムテクノロジーが工場を増設して大量生産しており、日本産液体フッ化水素を使用していたサムスンディスプレイやLGディスプレイなどのディスプレイ業界は100%韓国産に切り替えたという。
フォトレジストはかつて日本依存度が92%に達していたが、現在は輸入先を増やし、ベルギーやドイツなどからも輸入している。韓国内でも開発に向け工場を増設する動きがあり、2022年までに量産を開始する計画だという。
高難度の技術を要するEUV用フォトレジストの国産化には成功していないが、今年初めに米デュポンが工場を韓国に建設すると発表した。記事は「日本以外の外国企業を誘致して安定的な供給網を確保したということだ」と説明している。
フッ化ポリイミドも国産化が進んでいる。コーロン