20/03/16 13:59:29 CAP_USER.net
キ・モラン国立がんセンター教授
大邱・慶尚北道地域は5月1日ごろに新型コロナウイルス感染者数が1万人を超え、このころに地域内感染の拡大が鎮静化するかもしれないという見通しが出た。これは、海外やほかの地域から大邱・慶尚北道地域に流入する人がいなく、保健当局の防疫が成功することを前提としたもので、長期戦に備えなければならないという趣旨だと見られる。
これは、大韓予防医学会新型コロナウイルス感染症対策委員長を務めるキ・モラン国立がんセンター教授が先日、動画投稿・共有サイト「ユーチューブ」の医療チャンネル「K-ヘルス・ログ」に出演して、自身が国際学術誌に発表した研究論文に基づき予測したものだ。同教授の論文によると、大邱・慶尚北道地域で社会的距離を置き、感染者早期発見などの防疫対策が成功した場合、4月10日前後に一日の感染者数が10人以下に下がり、5月1日ごろには累積感染者数が1万249人になり、それ以降は感染者数が大幅に増えることはないと見ているという。今月15日現在、大邱・慶尚北道地域の感染者数は7188人だが、5月初めまでにあと3000人前後増えるということだ。
しかし、同教授は「海外や国内のほかの地域から追加で流入する感染者がいないと仮定して解析したものだ。予想できない流入などがあれば、このシナリオは違ってくる」と言った。ユーチューブでのシナリオによると、保健当局が何の防疫措置も取らなかった場合は6月28日ごろに感染者数が大邱・慶尚北道の合計人口（509万2000人）の98％に当たる499万2000人まで増える可能性もあるという。
キ・モラン教授は「韓国は狭い社会で交流も多い。（今回の新型コロナウイルス感染症は）終息という概念がなく、低い水準で続く可能性もある。全世界が同様の水準で鎮静化しなければ、終息しないだろう」と語った。
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