20/03/08 09:04:25 CAP_USER.net
■韓国人1200人が世界各地で隔離された…韓国人が国籍を隠す
■国の自負心が崩壊すれば政治変動が起こる
■国の回復弾力性は本性だからだ
80歳を超えたお年寄りが言った。「韓国人だという理由で侮辱されるのは初めて見た」と。友人がこのようなメッセージを送ってきた。「中国に行ったが、大邱出身だということで妻が隔離され、生き別れ中」。
ある新婚夫婦は旅行先での1日目の夜を倉庫のような場所に閉じ込められ、トカゲと一緒に過ごした。マンションの住民たちが家に入らせてくれないため、近くのホテルを転々としている韓国人の中国居住者もいる。
韓国人居住者が外に出られないように、住民たちが玄関に角材を釘で打ち付けて出入りを阻んでいるという中国発のニュースもあった。すべて「韓国人だから」だ。
歴史をひもとけば、政権が崩壊する原因はさまざまだ。最もよくあるケースは、敗戦後の政治変動のように国に対する国民の自負心が崩壊した時だ。
どん底まで落ちた時にはい上がる回復弾力性は、個人・企業はもちろん、国家と国民の本性でもある。政治家がこの本性をどのような道に誘導するかによって、国の未来が変わる。
イラン米国大使館人質事件後の米国の政治変動、東日本大震災後の日本の政治変動が戦後における代表的な事例だ。進歩派の没落と保守派の復活、国家の再飛躍、国民の自負心の回復につながったという点で、いくつかの示唆がある。
日本の事例だ。2011年3月11日の東日本大震災発生翌日、取材のために福島に行った。原発が爆発した時だ。西欧のメディアは災害に対処する日本人を「人類精神の進化だ」と評価した。
だが、私は無力な日本について書いた。国民は放置され、2次被害が広がっていた。政府の未熟な対処は福島全体を死の地にした。その時、日本の首相は「戦後の焼け野原から立ち上がったように、我々は日本を再生させるだろう」と言った。
数年後、彼の言葉は実現した。民主党ではなく、自民党によってだ。
「民主党の没落は大震災のためだ」という言葉は、部分的には事実だ。最後の刀は中国から飛んできた。民主党は親中路線を打ち出し、基地問題で米国との間で確執を生んでいた。
日米同盟のすき間は広がり、大震災で日本の国力が弱まると、中国は尖閣諸島問題を起こし、東シナ海へと覇権を広げた。
前近代的覇権に精通している中国は、近代外交の原則である互恵精神を知らない。甘ければ飲み込み、苦ければ吐き出す。今日、我々が経験していることだ。日本ではそれが国民の自負心を完全に崩壊させ、進歩派政治に回復不能の傷を負わせた。
日本の示唆するところは民主党の失敗だけではない。自民党はどのように国民の回復弾力性を支持エネルギーに引き込んで長期執権に成功したのだろうか。保守の復活を導いた安倍晋三首相は第1次政権時、腸の病気を理由に権力を放棄し、自民党は没落の道をたどった。
そんな人物がどのようにして日本の保守を復活させたのか。昨年末、日本の総合誌「文藝春秋」に掲載された安倍首相のインタビュー記事にその手がかりを見つけた。
2020/03/08 06:05
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