20/03/07 00:34:01 CAP_USER.net
日本国内の放射性物質拡散が予想を超えると見られる。
日本政府をはじめとするメディアは放射能汚染に沈黙しているが、日本から輸出した車両で基準値を超える放射線が相次いで検出されており、憂慮される。
放射能を持つ物質を放射性物質(radioactive substance)と言い、放出される粒子や電磁気波を放射線(radioactive ray)という。
日本は2011年3月11日、東北地方を貫いた大規模地震とそれによる津波によって福島県第1原子力発電所で放射能が漏れ出た事故を体験した。日本政府はこの事故の水準をレベル7と発表したが、これは国際原子力事故等級(INES)中、最高危険段階で1986年に発生したソ連チェルノブイリ原発事故と同じ等級だ。
この事故の影響でウラジオストックに輸入される日本物品から放射能超過が検出された事例は原発事故後から2017年6月まで何と875件に達し、5日にも汚染が確認された。ロシア極東ウラジオストック税関は日本から持ってきたアウディ乗用車から基準値を越える放射線が検出された、とこの日明らかにした。
リアノボスティ通信などによればウラジオストック税関は最近、日本から持ってきたアウディ乗用車1台から基準値を超える放射線(ベータ線)が検出され、日本に返送させる予定だ。税関は放射線が検出された車両が中古車なのかは明らかでないとした。
しかし、問題は新車、中古車の違いではない。日本の輸出港などで放射性物質による汚染の可能性があることだ。特に福島県内立入禁止地域の車両をロシアに送った可能性もあり、多重被爆の憂慮も出てくる。
これに先立って、今年1月、日本から持ってきたトヨタ プリウス ハイブリッドでも基準値を超える放射線が検出されたことがある。当時、トヨタはプリウス ハイブリッド乗用車を日本からウラジオストックに輸出していないと主張した。
一方、ユーラシア経済連合(EAEU)所属国家は基準値を超過した放射線検出製品の通関を禁止している。EAEUはロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスタンなど5ヶ国で構成された経済連合だ。EAEUはベータ線の許容基準値を4Bq(ベクレル)/平方センチに規定している。(ベクレルは原子核が崩壊しながら放出する放射能強度をいう)
イ・ドンジュン記者
ソース：世界日報（韓国語）日‘プリウス放射能エディション’に続き輸出アウディで基準値超過放射線検出
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