20/03/01 08:58:57.62 CAP_USER.net
トランプ米政権は2月29日の記者会見で、新型コロナウイルスによる肺炎（COVID19）が流行するイタリアや韓国の一部地域への渡航中止を勧告したと発表した。国務省はこれらの地域への渡航警戒レベルを4段階中最高の「渡航中止」（レベル4）に引き上げた。
米国では西部ワシントン州で感染者の50代男性が死亡したことも明らかになった。米国内で初の死者で、他にも感染経路が不明な市中感染とみられるケースが見つかり当局は警戒を強めている。
新型肺炎が急速に広がるイランからの入国拒否も決定。中国本土と同様、過去14日以内に滞在歴のある外国人が3月2日から禁止対象となる。
記者会見でトランプ大統領は「米国民のリスクは低く、パニックになる理由はない」と強調した。しかし米国でも新型肺炎への懸念が急速に広がっており、感染拡大阻止に向け難しい対応を迫られている。
イタリアで渡航中止のレベル4地域となったのはミラノがある北部ロンバルディア州や世界的観光地ベネチアのあるベネト州。
韓国のレベル4地域は南東部・大邱。米国務省は両国の他の地域はレベル3の「渡航再検討」と位置付け、米疾病対策センター（CDC）が不要不急の旅行を控えるよう警告していることを伝えている。
米政府はこれらレベル4の地域から米国に入国する人に対し、感染の有無や体調の検査などを徹底する方針。
[2020年3月1日8時4分]
URLﾘﾝｸ(www.nikkansports.com)