20/02/25 22:19:53 CAP_USER.net
イスラエルが韓国から到着した外国人の入国を全面禁止した。韓国籍の航空機に搭乗した韓国人130人余りはイスラエルの空港の扉もくぐることができず、2時間後に引き返さなければならなかった。バーレーンも韓国からの外国人旅客の入国を禁止した。米国務省は同じ日、韓国、日本に対する旅行警報をレベル1からレベル2に引き上げた。台湾、ベトナムも同様の措置を取った。韓国人入国者の隔離、検疫強化など入国差別措置を取る国が急速に増えている。
韓国国民が全世界の「ボイコット」対象になってしまったのは、言うまでもなく中国発のウイルスの流入を早期に遮断できなかったからだ。中国は14億人の人口の半分に「禁足令」を出し、自国民の国内移動を厳しく制限している。他地域に出られないように封鎖された都市があちこちにある。都市内部では当局の許可がある場合に限り、家族のうち1人だけが2-3日に1回、生活必需品を購入するために外出できる。許可なく歩き回れば、「防疫紅衛兵」が無差別暴力を加える。新型コロナウイルスの拡散を防ぐ上で、移動制限よりも効果的で確実な対応策はないことを知っているからだ。それでいて、韓国には自由に渡航させ、韓国政府は中国人を受け入れている。中国国内の都市よりも韓国に来るのが容易だという不思議な現象が起きている。
韓国政府は一般の中国人が好きなように入国して歩き回るのを放置し、中国人留学生を寄宿舎などに隔離しろと言う。一般の中国人と留学生の何が異なるのか。中国共産党のある宣伝メディアは「韓国の伝染病事態は非常に深刻だ」と書いた。中国の顔色をうかがい、感染防止の扉を開いたままにしていたのに、中国は韓国に訓戒までしている。中国人は自由に韓国に来られるのに、韓国国民は外国で入国を拒否される立場になった。あきれる話だ。
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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2020/02/24 10:30