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習近平主席に電話をかけた文「中国の困難は我々の困難」また強調
2020.02.20｜午後8:31
文在寅大統領は20日、午後5時28分から32分間、習近平中国国家主席と電話をし、新型コロナウイルス感染症（コロナ19）と関連して、「中国の困難が我々の困難であるため、我が政府は、コロナ19対応において最も近い隣人である中国側の努力に少しでも力を添えたい」とし、「習主席を中心とした中国人民の団結した力で今回の事態をうまく乗り越えられると信じている」と述べたと、姜珉碩青瓦台報道官が伝えた。
文大統領はこれに先立ち、3日に首席・補佐官会議を主宰し、「中国の困難が我々の困難」とした。この日、州主席との電話で文大統領は、中国の犠牲者に哀悼の意を表し、中国武漢に滞在していた韓国人の帰国に協力してくれたことに謝意を示した。
これに対して習主席は、「文大統領が電話をかけ、（中国が）コロナ19と戦うことに、ねぎらいと支持を示してくれたことに深く感謝している」とし、「困難な時の友人が真の友人であり、そのような友人は、お互いをいたわる」と述べた。それと共に、「韓国政府と各界からは、関心とねぎらい、多くの支援と支持が送られた」と付け加えた。
文大統領と習主席は、両国の臨床治療の経験を共有し、防疫当局間の協力を強化することにした。姜報道官によると、習主席が先に、「1ヶ月間の戦いを通して、我々は治療の臨床経験を多く積んだ。臨床治療の経験を共有する用意がある」と提案し、文大統領は「両国の情報の共有と共同対応協力を期待する。中国は多くの臨床経験を持っているので、その情報を防疫当局と共有してくれれば闘いに役立つだろう」と答えた。
両首脳は、コロナ19の他、韓半島情勢についても言及した。今年上半期に予定されている習主席の訪韓と関連し、両首脳は、これを変わらず推進し、具体的な時期は外交当局間で調整す??ることにした。両首脳はまた、韓半島情勢と関連し、北韓と米国の対話の再開が最も急務ということで意見が一致し、北米双方が意見の異なる部分を縫合しなければならないと意見を一致させた。
両首脳の電話に先立ち、青瓦台は鄭義溶安保室長の主宰で国家安全保障会議（NSC）を開き、コロナ19関連の国内外の状況の深刻さと国際社会の動向を点検した。常任委員は24日、米国で開催される韓米国防長官会談を通じて韓米同盟を強化し、防衛費分担金交渉を妥結するための対策も議論した。
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