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▲7日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・釜山にある日本総領事館でデモを行い、住居侵入の疑いで起訴された韓国の大学生7人に対する初公判が釜山地裁で開かれた。写真は釜山 ・日本総領事館前。
2020年2月7日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・釜山にある日本総領事館でデモを行い、住居侵入の容疑で起訴された韓国の大学生7人に対する初公判が釜山地裁で開かれた。
記事によると、公判では7人全員に発言の機会が与えられた。ある学生は「慰安婦や強制徴用の被害者に謝罪しない日本が経済報復まで行ったことに腹が立ち(総領事館に)入っただけで、悪意はなかった」と主張した。別の学生は「ただ日本に謝罪せよと言いたかった」と述べ、涙を流したという。
その後に発言した学生は「私たちの行動とこの裁判をきっかけに1人でも多くの人に安倍政権の実態を知ってもらいたい」と述べたという。
7人が発言している間、傍聴席からは何度も拍手が上がり、涙を流す人もいたという。また、裁判所内外には約150人の学生が集まり、7人への支持を表明。外にいたある学生は「日本総領事館でのデモは若者として当然すべき律儀な行動」とし、「たとえ法に触れるとしても検察の起訴は不当だ」と主張したという。
7人は市民団体「反日行動釜山青年学生実践団」に所属する学生で、昨年7月22日午後2時35分ごろ、釜山の日本総領事館に侵入した。「日本の再侵略・経済挑発を糾弾する」「安倍首相は謝罪せよ」と書かれたプラカードを掲げて約10分にわたり主張を叫んで警察に連行され、その後に住居侵入の容疑で起訴された。
これを受け、韓国のネットユーザーからは「誇らしい若者たち。応援する」「愛国心あふれる学生だ」「ちゃんとした考えを持っているこういう学生を政治家として育てるべき」など学生7人への応援の声が数多く寄せられている。
また、検察や警察に対し「日本の味方か?ちょっとデモをしたくらいで起訴するなんて」と批判する声や、「絶対に、この勇敢な学生に罰を与えてはいけない」と求める声も。
一方で「学生の気持ちも分かるけど、たとえ敵国でも外交施設を保護するという国際法は守るべきでは?どんなに律儀な行動をしても批判されてしまうから、別の方法で意見を表明してほしい」「法律は大統領でも守らなければならない」「どんな理由があれ、法を犯す行動が正当化されてはならない」など冷静な声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
ソース:レコードチャイナ<日本総領事館でデモした韓国の学生、初公判で涙の訴え「謝罪求めただけ」>
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