20/01/20 10:23:30 CAP_USER.net
米第3艦隊(東太平洋管轄)に所属する原子力空母「セオドア・ルーズベルト(CVN71)」が東海や東シナ海など韓半島周辺海域を航行した。
同空母がこの海域を航行するのは2017-18年以来のこととなる。当時、米軍は韓半島周辺に2-3隻の空母を展開し北朝鮮に圧力を加えたが、セオドア・ルーズベルトはその際の主要空母となっていた。
17年11月には原子力空母「ロナルド・レーガン(CVN76)」と「ニミッツ(CVN68)」も加わり東海で合同演習を行っている。
セオドア・ルーズベルトを中心とする空母艦隊は、米朝対話が本格的に始まる直前の18年3月までは西太平洋や東シナ海周辺を管轄する米第7艦隊に所属していた。
セオドア・ルーズベルトは今月17日にサンディエゴを出港したが、その目的地について米軍は「インド太平洋」としか説明していない。これについて韓国軍などからは2017-18年の前例があることから「再び韓半島周辺海域で作戦行動を取るのでは」との見方も出ている。
セオドア・ルーズベルトを中心とする艦隊には大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃能力を持つイージス艦「ピンクニー(DDG91)」も加わっている。
韓国軍のある関係者は「北朝鮮によるICBMを使った挑発に対応すると同時に、2017年のような軍事的緊張状態にも備えた行動のようだ」との見方を示した。
これについて在日米軍のシュナイダー司令官は19日、読売新聞とのインタビューで「北朝鮮はこの数カ月間、(軍事)態勢とレトリックを変化させている」「(東北アジアにおける)最も差し迫った安全保障上の挑戦は北朝鮮だ」などと述べた。
シュナイダー氏は韓半島で戦争の危機が高まった2017年当時にも言及し「17年には金正恩(キム・ジョンウン)体制が弾道ミサイル開発と実験を繰り返した。それが再開されるかもしれない」と予想した。
2020/01/20 09:40/朝鮮日報日本語版
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