20/01/03 01:57:52 CAP_USER.net
1/2(木) 8:28配信
朝鮮日報日本語版
韓国の昨年12月の輸出が前年同月比5.2%減少し、13カ月連続でマイナスとなった。2019年通年では前年比10.3%減少し、世界的な金融危機の影響があった2009年(13.9%減)以降で最大の減少幅を記録した。
韓国関税庁によると、12月の輸出は457億ドルで、前年同期を24億9000万ドル下回った。輸出は18年12月に減少に転じ、半導体価格の下落と米中貿易紛争、中国の景気低迷などの影響で昨年は年間を通じて不振だった。15大品目の輸出が12.2%減少し、輸出全体の減少幅を上回り、特に最大の輸出品目である半導体の輸出は25.9%減少した。
この結果、昨年の輸出は目標の6000億ドルに届かない5424億ドルにとどまった。貿易黒字は392億ドルで12年(282億ドル)以降で最低だった。輸出入を合計した貿易総額は1兆456億ドルで、3年連続で1兆ドルを達成したが、前年に比べれば8.3%減少した。輸出減少幅が7カ月ぶりに1桁台の縮小し、対中輸出が14カ月ぶりにプラスに転じたことはポジティブな兆候だ。
20年は昨年よりも全体的に輸出環境が改善するが、旧正月の連休もあるため、1月までは輸出のマイナスが続く可能性が高い。昨年は2月だった旧正月連休が今年は1月に前倒しとなり、操業日数が昨年の24日から今年は21.5日に減少する。このため、輸出の回復が期待されるのは2月以降だ。産業通商資源部は、今年1-3月の早期に輸出がプラスに転じるように全力で支援を行うと表明した。
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