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キムチ作って日韓交流 対馬で親善イベント
2019/12/18 11:10
「日韓親善交流キムチ作りイベント」が１３日、対馬市厳原町であり、釜山市民９人と地元住民の計約５０人が韓国料理を作り味わった。
２０１７年に朝鮮通信使の関連資料がユネスコ「世界の記憶」に登録されたことを記念し、同町で韓国語講座を開くパクヨンチョルさん（６０）が始めて３回目。
５０束分の塩漬け白菜のほか、トウガラシなどを混ぜ合わせた調味料「ヤンニョム」は、釜山市から持ち込み、同市のコンユンヒさん（６６）が作り方を指導。参加者は日韓混成の８グループに分かれ、ヤンニョムを白菜にもみ込む作業を体験。韓国料理の「スユク（ゆでた豚肉）」などとともに作りたてのキムチを味わった。
朴さんは「日韓関係が難しい時期だからこそ交流が大切。来年はキムチ作りを一から体験できるイベントを考えたい」と話した。参加した同町久田道の飲食店員、糸瀬加寿美さん（５７）は「国どうしの関係は悪化していると報道されているが、韓国の人と実際に会うと、全くわだかまりを感じない。人どうしのつながりが大切だと思った」と感想を語った。
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