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催しの目玉「プンムルノリ」
桜本で恒例「日本のまつり」
商店街で多彩な催し
掲載号:2019年11月15日号
多彩な文化が満喫できるイベント「日本のまつり」があさって17日(日)、桜本商店街で開催される。午前9時20分から午後4時頃、雨天決行。今回も韓国・朝鮮の伝統農楽「プンムルノリ」やねぶた、和太鼓などの伝統芸能やエスニック料理などが堪能できる。
今年で34回を数える「日本のまつり」は、川崎区田島地区最大のイベント。「笑顔で進もう 心はひとつ。」を合言葉に、同地区に住む日本人、外国人、障害者のすべてが「ワンチーム」で催しを作り上げる。
開催当日は、大島橘太鼓「鼓友」の力強い和太鼓演奏でイベントが幕開け。商店街通りには多くのフリーマーケットや飲食屋台が立ち並び、自慢の逸品を提供する。中でも在日ハルモニ(おばあちゃん)手製のキムチ、クッパといったコリアフードをはじめ、本場のタイ料理、フィリピン料理などのエスニックグルメが味わえるのはこの祭りの魅力だ。
ステージイベントでは、アイヌや沖縄に伝わる民族楽器の演奏、世界一のブレイクダンス集団によるパフォーマンス、演劇集団によるライブが繰り広げられる。地元に根強い人気を誇る「ブラックシーサー」や「ザ・のんべーず」の演奏も聞き逃せない。午後には商店街通りで華やかなパレードが連続して行われる。韓国・朝鮮の農楽「プンムルノリ」は、民族衣装を身につけ、チャンゴなどの打楽器を手にした演者たちがまつりを盛り上げる。伝統の勇壮な櫻友会神輿、「ラッセーラ」の掛け声で跳ね上がる青森ねぶたの練り歩きも迫力満点。
子ども向けイベントスペースでは、けん玉アトラクションが楽しめる。ミニ動物園や将棋名人との対戦コーナーは今回も大勢の人で賑わいを見せそうだ。このほか、九福神ラリーや川崎フロンターレのアトラクションも行われる。
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