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中央日報日本語版2019.11.01 11:29
10月の輸出が半導体・石油化学など主要品目の不振などの影響で今年の最大減少幅(-14.6%)となった。これで韓国の輸出は11カ月連続の減少となった。
産業通商資源部と関税庁によると、10月の輸出額は467億8000万ドルと、前年同月比14.7%減少した。ただ、操業日数を考慮した一日平均輸出額は20億3000万ドルとなり、2カ月連続で20億ドルを上回った。11カ月連続の減少は、2015年1月-2016年7月(19カ連続減少)以来の最長期間。
まず昨年10月に特に輸出額が多かった影響が大きい。昨年10月の輸出額は548億6000万ドルと、1956年に貿易統計の作成を始めて以降2番目に多かった。しかし先月は半導体(-32.1%)、石油化学(-22.6%)、石油製品(-26.2%)、自動車(-2.3%)、一般機械(-12.1%)、鉄鋼(-11.8%)、ディスプレー(-22.5%)など国内主力製品全般の輸出が振るわず、下落幅を拡大した。
また世界景気を主導する米国・中国・ドイツなどの景気不振、米中貿易紛争、ブレグジット(英国のEU離脱)など保護貿易主義も輸出減少に影響を及ぼした。ベトナム(0.6%)、独立国家共同体(24.1%)など新興市場への輸出は増加したが、米国(-8.4%)・中国(-16.9%)・日本(-13.8%)など主要国への輸出は低調だった。
チョ・イクノ産業部輸出入課長は「米国や中国など主要国の景気不振で、韓国だけでなく世界10大輸出国も共に減少傾向(世界貿易機関8月基準)を見せている」と説明した。
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