19/09/09 21:18:27.22 CAP_USER.net
平和と和解の人類の祭りになるべき2020年、東京オリンピック・パラリンピックがかえって過去の軍国主義時期を想起させるという指摘が出ている。最近、オリンピック当局が軍旗である旭日期を使った応援を許容し、この様な論議に火がついている。開催時期を何故1945年の原爆投下日を含む蒸し暑い時期にした理由も疑惑が増している。
これに加えて過去の侵略戦争を行うために1940年、東京オリンピック開催権を返却した前歴も今さら指摘される。いったい日本でなぜこの様なことが起き、広がっているのか。
東京オリンピック、なぜよりによって酷暑期に設定したのか
2020年第32回東京夏オリンピックは開催時期を何故、夏の酷暑期である7月24日～8月9日に設定したのかも論議を呼んでいる。日本の夏は温度と湿度が同時に高く、不快指数が相当高い季節だ。2018年の場合、7～8月の猛暑で全国的で140人以上が命を失った。
（中略：東京の酷暑や台風）
それではなぜ日本は東京オリンピック開催時期をこの様な猛暑の季節に設定したのだろうか。
原爆投下日に合わせて閉会…戦争被害者ふり？
常識的に思い出させるのは、この期間に8月6日の広島原爆投下日、8月9日の長崎原爆投下日が含まれているという事実だ。この時期に合わせて東京オリンピックを行い、日本が原爆の被害者であることを強調しながら戦争を起こした加害者という事実を薄める「歴史希釈（ごまかし）」を試みようとする意図が疑われる。特に長崎原爆投下日に行われるオリンピック閉幕式に被爆者スポーツ スターらを登場させて効果を極大化しようとする可能性がある。
日本はこういうパフォーマンスを通じて過去に侵略戦争を起こして戦争犯罪を犯した加害国という事実を覆い隠し、戦争と核兵器の犠牲者であり核兵器反対運動の先頭に立つ平和国家へとイメージ変身を図ることができる。オリンピックを活用して侵略の過去の歴史を隠すことと平和国家のイメージ操作を試みるなら、それは平和と和合を追求する国際オリンピック精神から外れた行動に他ならない。
（中略：中日戦争で40年オリンピック開催権返却の前歴。ヒットラーのベルリン オリンピック、優越主義宣伝の場で。東京オリンピック・パラリンピックで旭日旗応援許容など）
オリンピック・パラリンピック行事場所で軍旗をふって応援するのはオリンピック精神に外れる。しかも隣国で侵略と殺戮の象徴とされる旗ならばより一層不適切だ。
2020年東京オリンピック・パラリンピックは安倍晋三総理が主導する「日本第一主義」宣伝の場であり「正常国家(戦争できる国)」宣言行事の場になってはならないだろう。オリンピック精神に忠実な平和と和合の祭典になるべく国際社会が促さなければならない。オリンピックはあくまでも国家と民族、理念を越えた全人類の祭りだからだ。
チェ・インテク国際専門記者
URLﾘﾝｸ(ir.joins.com)
出処:中央日報(韓国語)侵略戦争で40年オリンピック返却東京、今度はなぜ原爆投下日に閉幕式?
URLﾘﾝｸ(news.joins.com)