19/08/29 18:52:50.49 CAP_USER.net
徴用工問題に端を発した日韓の亀裂は深まるばかりです。8月28日は輸出管理上の最優遇国「グループA」から韓国を除外する政令が施行されました。冷え込む2国間関係について同じ屋根の下で暮らす日本人と韓国人の夫婦はどう思っているのか、話を伺いました。
徴用工訴訟に端を発した、日韓の泥仕合が続いています。輸出管理上の最優遇国「グループA」から韓国を除外する政令が、28日午前0時に施行されました。半導体の材料となる化学物質の輸出管理強化に続く措置で、政府は「安全保障上の外交措置」としていますが、一方の韓国は日本の対応を報復措置だとして、日韓が軍事機密を共有するための協定「GSOMIA」の破棄を通告。経済から安全保障まで亀裂は深まるばかりです。そこで、こんな人たちに話を聞いてみました。
在日韓国人の李信恵さん(48)。夫である日本人男性は李さんが過去にヘイトスピーチの被害にあったことから、周囲への影響を懸念して顔と名前は出さないという条件でインタビューに応じてくれました。戦後最悪と言われるほどに日韓関係が悪化・緊張した状況になっていますが、この空気感をどのように感じているのでしょうか。
(李信恵さん)
「ごく普通の近所の人とか町を歩いている人が、ソフトな感じで韓国のことをののしったりとか。元々持っていたものかもしれないけど、そういうのがさらに噴き出して。『やっぱり韓国はだめな国やな』みたいなことを頻繁に聞くようになったと思う。」
一方、日本人の夫の感じ方は少し違いました。
(李さんの夫)
「日常生活っていっても、仕事をしているか家にいるだけなので、仕事の上でそういうふうに感じたことはありませんね。むしろ実際に韓国の会社ともお付き合いあるんですけど『お互いに大変ですね』という感じで話をする。『お互い不便になったら困るね』というそういう感じです。」
空気の違いを感じる李さんと感じないという夫。とはいえ、李さんももうすぐ潮目は変わるとみています。
(李信恵さん)
「文大統領の側近のことで問題があったりしてるので…だいたい領土問題とかなんでも勃発する時って国内の何かを隠す時だと思うので、そういうのがあるのじゃないかなと思う。(日本も)秋以降、増税が終わったりしたら韓国のこととか言わなくなるんじゃないかな。」
日本と韓国の関係がぎくしゃくし続ける中、いま思うことは。
(李さんの夫)
「日韓だけじゃなく、本当にこれから世界中が大変な時期に入るので、そういう中で日韓が力を合わせてという意思を持って政治を進めてもらいたい。」
(李信恵さん)
「私は日本で生まれ育った韓国籍の韓国人だけど、日本のいいところもいっぱい知っているし、韓国のあかんところもいいところも知っているので、その悪いところは片目をつむっていいところは両目を開いて、そういうふうにやり取りできたら。国と人間は違うと思うけど、何とかなると思う。」
MBSニュース
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