19/08/26 11:35:18.50 CAP_USER.net
妊娠確認、昨年より2万人減
今年生まれる子どもの数が30万人をかろうじて超えるレベルにとどまると予想されている。妊産婦が妊娠・出産診療費の支援を受けるため健康保険公団に提出した「妊娠確認書」などを分析した結果だ。
健康保険公団が25日に国会の申相珍(シン・サンジン)議員に提出した資料によると、昨年4月から今年3月まで、全国の産婦人科で妊娠の事実を確認し、妊娠確認書の発給を受けた人は、1年前に同確認書を受けた人よりも2万5613人減ったことが分かった。昨年1年間に生まれた新生児の数が合計32万6900人だったことを考えると、今年初めから年末までに生まれる「2019年生まれの新生児」は昨年より約2万6000人少ない30万1000人前後にとどまるものとみられる。
統計庁は昨年、韓国の人口展望を発表した際、今年生まれる子どもの数を30万9000人程度と見込んでいたが、実際にはそれよりも8000人近く少なくなる可能性が高いということだ。政府は内心、「(『黄金のいのしし年』と言われる)2019年に生まれた子どもは財運がいい」という俗説で若いカップルが多数出産することを期待していたが、そうした「黄金のいのしし年効果」はなかったというわけだ。
韓国では、アジア通過危機直後の2000年代初めの3年間で年間の新生児数が14万人以上も急減する「出生の絶壁」があった(2000年64万89人→2002年49万6911人)。しかし、その後2016年までは年40万人を維持してきたが、新生児減少が再び深刻になっているのだ。2017年に40万人を切ったのに続き、わずか2年で30万人台も危うくなっている。
洪準基(ホン・ジュンギ)記者
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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/08/26 10:34