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奈良県天理市は29日、市立中学校の生徒8人を韓国に派遣する交流事業を中止すると発表した。30日に姉妹都市の韓国中部・瑞山(ソサン)市に向けて出発する予定だったが、28日になって瑞山市側から「両国の関係が非常に難しい状況になっているため、交流事業を継続していくことが困難」と、電話とメールで連絡があったという。元徴用工問題などで悪化する両国間関係を考慮したとみられる。
両市は1991年11月に姉妹都市提携を結び、中学生同士の相互派遣事業などを続けてきた。天理からの中学生派遣は3年ぶり5回目で、ホームステイをしながら現地の中学生らと交流する予定だった。
天理市は26日に市役所で派遣生徒の出発式を行ったばかり。突然の中止決定に、並河健市長は「誠に遺憾ながら受け入れ先の瑞山市の意向を尊重せざるを得ない。28年間多くの両市民によって育まれてきた絆を信じ、交流事業が早期に再開されることを期待する」とコメントした。【佐藤英里奈】
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毎日新聞2019年7月29日 12時48分(最終更新 7月29日 12時48分)