【フェミ・作家/北原みのり】「強制労働と慰安婦の歴史を学ぶ」後日、詳細をご報告します。では、行ってきます!(AERA)[7/27]at NEWS4PLUS
【フェミ・作家/北原みのり】「強制労働と慰安婦の歴史を学ぶ」後日、詳細をご報告します。では、行ってきます!(AERA)[7/27] - 暇つぶし2ch1:右大臣・大ちゃん之弼 ★
19/07/27 22:02:39.25 CAP_USER.net
作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。今回は韓国への社員旅行について。
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 毎年7月に社員旅行に行く。年のはじめ頃に「今年どこに行く~?」とみんなで決めるのだが、ここ数年、韓国にしか行っていない。「コスメもファッションも、買いたい物は韓国にある!」という全員一致の理由だ。フェミニストの会社として、半分は学びの時間にあてている。性暴力問題に関わっている方々に話を聞いたり、ソウルにある「慰安婦」女性たちや支援者が設立した「戦争と女性の人権博物館」を訪ねたりなどだ。
 去年は釜山だった。新鮮な海鮮を食べ、映画「ブラックパンサー」のロケ地を巡り、2015年にオープンした「国立日帝強制動員歴史館」を、釜山大学の学生に案内してもらった。そこには植民地時代、朝鮮半島の人々がどのように強制的に移動させられ、日本企業のために過酷な労働を強いられたのか、その記録が、死者の手帳や、家族に遺した手紙、衣類など、丁寧に遺されている。
 朝鮮半島の最先端である釜山は、日本人にとって行き来可能な“世界への入り口”であり、そして多くの朝鮮人にとっては戻ってこられない“出口”だった。
 歴史館の入り口には、大きなパネルがあり、当時、朝鮮人がどこに連れていかれたのかが、赤い矢印で遺されている。それはほぼ一方通行の矢印だ。日本の炭鉱のためにサハリンに向かった朝鮮人のほとんどは、戦後も冷戦に巻き込まれ、帰国できないままサハリンで亡くなっている。朝鮮人労働者を搾取しつくした企業の多くは、今も誰もが知る大企業だ。
 男性労働者だけじゃない。「慰安婦」もそうだ。決してそれは日本軍だけの問題ではなかった。日本企業が海外進出する時は必ず、性産業を伴うのが常で、植民地の性産業を太く厚く支えたのは名だたる企業の社員たちだった。そのような文化が、戦地にまで女性を連れていって「慰安」させるという発想につながるのだろう。
日本の学校で学べない日本の近現代史を韓国で学ぶ。「国立日帝強制動員歴史館」はまだ新しい建物の匂いがする。それは私に、死者を記憶し記録していく作業が、今、現在進行形で起きていることの意味を突きつけてくる。
 日本政府による韓国への輸出規制強化が続いている。この問題を両国で協議する場で、日本側は殺風景な狭い事務室を用意し、出席した役人はネクタイもつけず、客人に水も出さず、名刺も出さずに一方的な事務連絡を行ったという。徴用工問題が背景にあると言われているが、韓国への敵対表現の幼稚ぶりが、エスカレートしていないか。
 今年も社員旅行で韓国に行く。今回はソウルのセックストイショップを巡ることにした。韓国は数年前、アダルトグッズの規制を緩めた。そのことで一気にオシャレなショップができている。例えば表参道のような場所で、カップルで入れるアダルトグッズショップが路面店である。それはロリコン中心の日本のアダルトショップとは全く違う光景だ。この分野でも、韓国は日本の数歩先を行ったのだと思う。後日、詳細をご報告します。では、行ってきます!
URLリンク(dot.asahi.com)
朝日新聞ウイークリーAERA 2019.7.27 16:00
北原みのり(きたはら・みのり)/1970年生まれ。作家、女性のためのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」代表


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