【プリツカー賞】 韓国政府「建築のノーベル賞得られる様支援する」→建築業界反発なぜ?[06/01]at NEWS4PLUS
【プリツカー賞】 韓国政府「建築のノーベル賞得られる様支援する」→建築業界反発なぜ?[06/01] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
19/06/02 14:45:44.86 CAP_USER.net
安藤忠雄(78)は建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を1995年に受けた日本の世界的建築家だ。彼に光を当てたドキュメンタリー「安藤忠雄」が最近、観客3万人を超えて興行する中、国土交通部が「ネクスト・プリツカー・プロジェクト」を発表した。「青年建築家が海外で先進設計技法を学ぶよう支援する」という計画だ。
国土部はプリツカー賞をアジアで中国1人、インド1人、日本8人が受け、私たちはまだ受賞者がいないという説明と共に「我が国もプリツカー賞を受けられる世界的建築家を出すために政府次元で積極的に努力する予定」といった。
ところが建築界の反応は冷たい。「いっそ大峙洞(テチドン)に『プリツカー賞塾』でも作ったら」という話が出るほどだ。受賞だけに汲々とする政府が建築に対する無知を見せたということだ。プリツカー賞とは何で、なぜ政府が出ると建築家は冷笑するのだろうか。映画「安藤忠雄」はプリツカー賞に直接言及せず、その意味を振り返る。
映画は安藤以外の様々な人物にカメラを向ける。不可能に見える図面を実現する施工責任者、建築家さえ想像できないビジョンを提示する建築主が登場する。彼らはエキストラではなく、良い建築を共に作っていく主役だ。青年時代の安藤が何度も大阪市庁を訪ねたが、相手にもされなかったというくだりから公務員の見識と開かれた姿勢も重要だという事実がわかる。
プリツカー賞も設計図でなく、実際に建てられた建物を見る。事実上、建築過程全体が評価対象だ。その過程で多様な利害関係を調整し、適切なデザインで表現するのが建築家の役割だ。設計技法はその役割を遂行するための手段の一つにすぎない。
安藤は自身が作った空間を「昔で言えば縁側」と話す場面が出てくる。日本の伝統建築である縁側は韓国式家屋の縁側とは異なる。専門大にも行けず建築を独学した安藤が巨匠に選ばれるのは日本伝統の空間感覚を現代的に表現して普遍性を得たからだ。
プリツカー賞の地域性という点もバルクリシュナ・ドーシ(2018・インド)、 ワンシュ( 王澍、2012・中国)のような最近の受賞者らの作品に共通して現れる。この相異は絶対的基準ではないが、設計技法より地域性に関する真剣な悩みが良い建築家の資質に通じる事を見せる。
若い建築家を助ける、という趣旨は良くとも、その目標が賞をとることでは困る。建築家を助けるとして建築家が反発する状況を国土部は重く受けとるべきだ。拙速に進められる設計公募展、時代錯誤的法規、設計者のアイデアをずたずたにする建築審議…。海外で習って賞をもらってこい、という前に私たちの建築の浅はかな土壌を改善するのが先だ。
チェ・ミンギ文化部記者
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ソース:朝鮮日報(韓国語) [記者の見解]「建築ノーベル賞」せっかちな性質
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