19/02/13 18:14:04.50 CAP_USER.net
米国のドナルド・トランプ大統領が「韓国が電話数本で防衛費分担金をさらに5億ドルを出すことにした」とし「今後数年かけてもっと上がるだろう」と予告した。今月10日、韓米は昨年の分担金(9602億ウォン、現レートで約947億円)に比べ8.2%上回る1兆389億ウォンで第10回分担金協定(SMA)に仮署名したが、5億ドル(約553億円)をさらに出すことで合意したと述べたのだ。第10回SMAは従来の5年単位だった分担金交渉を毎年行うことにしたため、急な引き上げ要求を予告したものとみることができる。
トランプ氏はこの日、ホワイトハウスで開かれた会議で「防衛費分担金5億ドル引き上げ合意」発言をした。トランプ氏は「われわれは良い貿易協定と軍事合意をするまで先は遠いが、今日有利な地点にあり、今後さらに高い位置に上がるだろう」としつつ語った言葉だ。
トランプ氏は「たとえばわれわれが韓国を防御するために年に数十億ドルという途方もないコストをかかけているが、昨日、私の要請に数本の電話で5億ドルをもっと支払うことに同意した」と話した。マイク・ポンペオ米国務長官、ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)も分担金引き上げのために努力したとも言い添えた。トランプ氏は「私が『なぜ以前にそうしなかったか』と聞くと『誰も要求しなかった』と話した」とし「分担金はもっと引き上げられるべきだ」と述べた。
トランプ氏は引き続き「韓国は一つの例にすぎない」としながら「私は韓国はもちろん、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と良好な関係によって大きな仕事をしていて、北朝鮮ともうまくいきつつある」と話した。トランプ氏は「しかし韓国は一年にわれわれに50億ドルを負担させながら(過去)5億ドルだけしか出していなかった」とし「そのため韓国は5億ドルをもっと出すことに合意し、今後数年かけてそれは上昇し始めるだろう」と予告した。トランプ氏は「それはとてもすばらしいこと」とも付け加えた。
韓国が過去5年で毎年9億ドルをはるかに超える分担金を負担したのに、5億ドルしか出さなかったといったのは自身の成果を大きく見せようとするトランプ特有の誇張だとみられる。だが、今年下半期から来年の分担金交渉を行わなければならない状況で、トランプ氏の引き上げ予告は大きな波紋を呼びそうだ。トランプ氏は前日、テキサス州エルパソでの遊説では、分担金水準を9億ドルと正確に発言し、「われわれが裕福な国を防御する時、彼らもわれわれを助けるべきだ」とし「韓国は一年に5億ドルしか私たちに支払わなかったが、私は『あなたはもっと多く支払うべきだ』と要求した」と話した。あわせて「とにかく今、その金額はほぼ9億ドルまで上がっている」と話した。
トランプ氏はまた「2本の電話で『なぜもっと早くそうしなかったのか』と聞くと『誰も要求しなかった』と言った」とし「われわれが裕福な国を防御するならば当然彼らも私たちを助けなければならないのではないか」と繰り返し強調した。あわせて「彼らがわれわれを好きであることよりももっと重要なのは、彼らはわれわれをもっと尊重すべきだという点」と付け加えた。
トランプ氏は韓米自由貿易協定を改正したことに言及しながら「全く同じことが日本にも適用されるだろうし、サウジアラビアなど他の国も同じ」とも話した。「われわれは多くの現金を持つサウジアラビアを保護しているのに、われわれが逆に多くの補助金を与えている」とし「その逆ににならなければならない。そうじゃないか」とも話した。
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[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]2019年02月13日 16時33分