18/11/12 18:35:57.68 CAP_USER.net
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反米団体の関係者がソウルの米国大使館に向け奇襲デモを行おうと車道に出たところ、車にはねられる事故が起こった。ソウル鍾路警察署は11日「24歳と20歳の二人の女性が今月8日、米国大使館に向かって片道5車線の道路を横断しようとした際、車にはねられた」と明らかにした。二人は鍾路区の光化門広場で米国大使館に向かって「米軍はこの地から出ていけ」などと叫んでいたという。
この反米団体は昨年10月からこの日まで12回にわたり同じような集会やデモを繰り返してきた。警察によると、事故に遭った二人の女性は民衆民主党の党員で、車に接触した後もすぐ起き上がり「北侵戦争演習の永久中断・米軍撤去」などと書かれた横断幕を広げながら叫び続けたようだ。警察の関係者によると、入院が必要なほどの事故ではなかったが、場合によっては大きな事故になる可能性もあったという。議員がいない民衆民主党は、2016年に裁判所から「利敵団体」との判決を受けて解散した「コリア連帯」の組織を継承した団体として知られている。
民衆民主党の党員らは一連の抗議行動を「進撃闘争」と呼んでいる。抗議行動は光化門広場で2人1組となり、警備中の警察官の隙を見計らっては米大使館に向かって走りだし車道を横断するのが一つのパターンだ。上記の警察関係者によると、党員らは以前は信号で車が止まったときに横断していたが、今回事故に遭った二人は信号が赤のときに飛び出したという。
これまで進撃デモに参加し身柄を拘束された党員らの多くは20代で、ほとんどが前科もないという。彼らは自分たちを「青年レジスタンス(抵抗軍)」と名乗る。上記の警察関係者によると、これらの抗議行動は大胆さを育てるため若い党員らにやらせる一種の通過儀礼のようだ。また奇襲集会で2回以上身柄を拘束されると罪が重くなって逮捕される可能性もあるため、幹部たちは自分たちが逮捕されないよう未経験者を使うという。さらに警察の取り調べで自らの名前も言わず、終始黙秘権を行使するのも彼らの共通点だ。そのため警察は裁判所で検証令状を取り、指紋を採取するなどして身元を確認している。
今回のように女性党員が奇襲デモに参加し、警察に連行され取り調べを受けるたびに民衆民主党は「連行と指紋採取の際にセクハラを受けた」などと必ず主張する。これに対して警察は「米国大使館前には女性警官が配置され、指紋の採取も4-5人の女性警官が行うのでセクハラはあり得ない」と反論する。警察は今回二人の女性を集会およびデモに関する法律に違反した容疑で身柄を検察に送る予定だ。
キム・スンジェ記者
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朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2018/11/12 10:32