18/09/06 23:12:11.50 CAP_USER.net
以前、某日刊紙に「日本の嫌韓、このまま放っておいてはいけない」というコラムが掲載された。このコラムによれば、日本の嫌韓の雰囲気は1990年代初め、慰安婦問題が台頭してから次第に広がり始め、今は非常に憂慮すべき状態だと説明する。そして日本の嫌韓の雰囲気をそのまま黙認すれば、今後、関東大地震当時の朝鮮人大虐殺と同じ様な事が再び起きるかも知れないとまで言う。
筆者は少し違う意見だ。日本の嫌韓現象は望ましくなくて遺憾ではあるが、そのまま放っておく方がむしろ良いと思う。
日本経済は1990年代から長期沈滞に入り今は世界3位の経済規模まで落ちて4位のドイツとも大差ない状況に至った。このような現象は一時的ではなく、これからずっと落ちていき、近い将来、インドにも遅れをとるだろうという展望も出ている。世界第2位の中国との格差は一層広がり、現在の中国経済の1/3水準に留まっている。
そして国連憲章に出ているようにまだ第二次世界大戦の戦犯国家だから正常な国家の軍事力を持つのは難しい。日本の安倍総理が憲法を修正して正常国家になろうとしているが、そんなに簡単ではないだろう。
しかし、筆者は日本の経済力と軍事力が過去の日本が享受した時期とますます遠ざかる現象をいい気味だと考えてこれを指摘したいわけではない。日本が嫌韓を克服できなければ結局、世界で立つ場所を失うことになる自害的な結果になる点を指摘しようと思うからだ。
現在の世界が一時的に非自由主義国家(例えば、ロシア、トルコ、フィリピン、中国など)の登場で自由主義の衰退を憂慮するが、これは一時的な現象であり、世界は再び自由主義精神が一層広がると思う。人類の発展を様々に説明できるが、自由主義的精神が広がることが全人類の利益を極大化するからだ。これはヘーゲル哲学が主張するところでもある。
自由主義精神が世界的に完全に定着していないといっても現在の国際社会で人権の保障と増進は誰にでも当然の普遍的価値として受け入れられていることは否認できないだろう。
日本が過去の歴史を十分反省していないという認識はただ韓国人だけではない。西欧先進社会では全部そのように認識している。特に、慰安婦問題は日本が国際社会で顔を上げることもできない致命的な恥ずかしい過去の歴史だ。これを継続否認する限り、日本は国際社会から常にコーナーに追い込まれる他ない。
そこに嫌韓の雰囲気が日本で広がれば、これは日本が自ら自害する行為となる。西欧先進国家では人種嫌悪、女性嫌悪など特定の理由で嫌いだと表現すること、すなわちhate speechは法で禁じている。日本でもこれを憂慮する声もあるというが、大きな効果がない形だ。私たちは日本の自害行為を防ぐために私たち自ら努力する必要はない。日本が自害するように放っておこうというのが筆者の意見だ。
もちろん、日本の嫌韓の雰囲気がより一層広がることもあるだろう。日本が過去の栄華を再確認しながら現在を嘆き、そのしこりができていく心理状態を嫌韓で解こうと考えるからだ。日本の経済がまた回復するというが、日本が再び世界第2位の経済大国にのぼることは容易ではないだろう。日本の軍事力も核を持てない限り、そして国連憲章上戦犯国として記録されている以上、日本が韓半島に再侵攻する可能性は非常に低い。侵攻したとしても1910年当時の様に韓国を支配することはないと断言できる。
私たちは日本の嫌韓を憂慮するのでなく、私たちの経済の未来成長潜在力を拡張して強化するための多角的な努力をしていかなければならない。
(中略:私たちが日本の嫌韓を憂慮する前にすべきことリスト)
私たちは日本の嫌韓を憂慮するのではなく、私たちが国際社会にどのように寄与するのかを悩もう。国際社会が直面したグローバルな挑戦に対し韓国がきちんと寄与していこう。気候変化問題、開発途上国に対する人道的支援、難民問題に対する寄与など韓国が国際社会で模範国家として席を占めることが日本の嫌韓に対応するより先であろう。
日本の嫌韓?そのまま放っておこう。
キム・ポンヒョン/16回外交官試験合格、元オーストラリア大使、国立外交院兼任教授、済州大学招聘教授
URLリンク(www.ijejutoday.com)
ソース:済州(チェジュ)トゥデイ(韓国語) [キム・ポンヒョン]日本の嫌韓、そのまま置けばどうだろうか?キム・ポンヒョン/前オーストラリア大使
URLリンク(www.ijejutoday.com)
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★1の立った時間:2018/09/06(木) 12:16:47.60