18/06/30 20:47:17.83 CAP_USER.net
両チームとも唯一の1勝だった。2018ロシアワールドカップに出場した韓国サッカー代表チームは28日(以下韓国時間)、ロシアのカザンで開かれた組別リーグF組3次戦でドイツを2対0で撃破し全世界を驚かせた。翌日の29日にはポーランドがロシアのボルゴグラードで開かれたH組最終戦で日本を1対0で破った。
ライバル韓国と日本の16強進出がかかっていただけに、この二試合はサッカーファンの高い関心の中で行われた。よく見れば帝国主義列強に迫害された歴史を持つ韓国とポーランドが、お互いの代わりに第二次世界大戦・戦犯国ドイツと日本を順に倒したという象徴性を見出すこともできる。
ドイツとポーランドの国家対抗戦は「ヨーロッパの韓日戦」と呼ばれる。これまで韓日戦のたびによく見られた激烈な感情的衝突がドイツとポーランド戦でも競技場の内外で沸き立つ理由だ。
フットボール・リスト、リュ・チョン、サッカー専門記者は29日、CBSノーカットニュースに対し「ユーロ2008(2008年ヨーロッパサッカー選手権大会)当時、組別リーグのドイツとポーランドの試合で(ドイツ攻撃手)ポドルスキがゴールを入れた時、ポーランドの人々は『祖国にゴールを入れた』と怒った。ポドルスキはポーランド系ドイツ人なので、ドイツに対するポーランドの良くない感情が端的にあらわれたもの」と説明した。リュ記者は「ポーランドは(地理的に)ドイツとロシアの間で長い間迫害を受けてきたのでこの両国と試合する時は韓日戦のように激しい反応を見せることが分かる」と付け加えた。
第二次世界大戦当時のユダヤ系ピアニストの人生を通じてナチスドイツがポーランドで行った惨状を見せたロマン・ポランスキー監督作品「ピアニスト」(2002)。この映画でも広く知られたようにポーランドの歴史は36年間、日帝植民支配を体験した韓国と一脈通じる部分がある。歴史家シム・ヨンファンは同日、「ポーランドは分割の歴史を持つ」として「絶対君主時代から帝国主義時代まで国境を接したドイツとロシアが2~3回もポーランドを分割したのでこの両国に怨恨が大きくならざるをえない」と伝えた。
シム・ヨンファンは「第二次世界大戦はヒットラー率いるナチスドイツのポーランド侵攻(1939年)から触発されたし、ナチのユダヤ人虐殺で悪名高いアウシュビッツ収容所もやはりポーランドにある」として「私たちが日本に36年間植民支配を受け、ポーランドは100~200年間、事あるごとに抑圧を受けたという脈絡上の差は多少あっても、長期的持続的な弾圧を受けたという共通点は明らかだ」と説明した。
(中略:戦犯国家ドイツと日本の異なる歩み)
シム・ヨンファンは「ドイツは戦争犯罪について徹底的に謝り、日本よりはるかに責任ある態度を堅持してはいる。しかし、ポーランドなど被害当事国の痛みが綺麗に消えることはないから私たちが日本に感じる感情と似たようなものがあるのだろう」と見た。特に「日本の場合、戦犯勢力が政権を継承したうえに、1990年代初期、社会党全盛期を通した改革政治の雰囲気が瞬間的に消えた後には極右政治が完全に位置した」として「冷静に言って、現在の総理安倍が退いても日本が改革されるかは疑問だ」と診断した。
彼は「今回のワールドカップで韓国がドイツに勝った日、ドイツ現地でこの試合を見た韓国の知人らの話を聞くと、雰囲気が良くないか心配したのと違い、ドイツの人々が『おめでとう』『うまかったよ』と話しかけてきたので『これが先進国の姿勢なのか』と考えたという。これに接しながら(徹底した自省と謝罪を通じて)文化を蓄積してきたドイツとそうではない日本の態度の差をもう一度痛感する」と強調した。
カザン(ロシア)=CBSノーカットニュース/パク・ジョンミン記者
ソース:ノーカットニュース(韓国語) ワールドカップで「戦犯国「折った韓国とポーランド「恨「
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★1の立った時間:2018/06/30(土) 14:53:11.14
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