18/06/06 17:25:55.76 CAP_USER.net
アメリカ政府でことし3月まで北朝鮮問題を担当してきた元高官は、来週行われる米朝首脳会談について、まずは北朝鮮の核問題に集中して取り組むべきで、拉致問題などを取り上げるのは今回は避けるべきだという考えを示しました。
来週行われる米朝首脳会談を前に、アメリカ議会上院の外交委員会では5日、対北朝鮮政策に関する公聴会が開かれ、ことし3月まで国務省で北朝鮮問題担当の特別代表を務めてきたジョセフ・ユン氏が出席しました。
この中で、ユン氏は、史上初となる米朝首脳会談について、まずは最大の焦点となっている北朝鮮の非核化の問題に集中すべきだと強調しました。
そして、「人権や日本の拉致問題、それに生物・化学兵器の問題などを取り上げ議題の範囲を広げすぎるのは、間違いだと思う」と述べ、拉致問題などを取り上げるのは今回は避けるべきだという考えを示しました。
一方で、ユン氏は、日本について、かつての北朝鮮との合意でも経済支援などで重要な役割を担ってきたと説明し、安倍総理大臣が今週トランプ大統領と会談することで連携が強化されることに期待を示しました。
また、ユン氏は、北朝鮮が非核化を本気で実施するのかわからないとしたうえで、「それを判断する重要な最初の一歩は核開発計画をすべて申告するかどうかだ」と述べ、申告の内容が北朝鮮の真意を占う試金石になると指摘しました。
NHK
6月6日 15時34分
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