18/02/25 11:50:07.60 CAP_USER.net
■日本の失敗は蜜の味?
南北統一チームが初ゴールを決めたことで、韓国では日本に負けたことはさほど問題視されなかった。
ただ、韓国は韓国人選手と同じぐらいかそれ以上に日本選手の成績を気にする。
その好例が同じ14日に江陵で行われたスピードスケート女子1000メートル決勝だ。
世界記録保持者の小平奈緒(相沢病院)が銀メダルを取ったのだが、
決定の瞬間、韓国のテレビ中継は「小平選手が金メダル獲得に失敗しました!」と力を込めた。金メダルはオランダ選手。
韓国がからんでいないトップ争いにでもこうだ。韓国メディアにありがちのことだが、まるで韓国人選手の勝利よりも、
日本人選手の敗北がうれしいかのような実況中継だった。
安心感さえ伝わってきた現場からの中継は、神聖なスポーツの場でも拭えない日本への複雑な思いや切なさがにじんでいた。
■日の丸掲揚は見たくない
17日、江陵で行われたフィギュアスケート男子フリーでは、羽生結弦(ANA)がソチ五輪に続き金メダルを獲得。
圧巻の演技は韓国でもたたえられ、にわか羽生ファンも生まれた。
また韓国らしい反応もあった。韓国は前日が旧正月に当たり、羽生の金メダル獲得は旧正月の連休のさなか。
ネットには「正月に日の丸が掲揚されるのは見たくない」「日本の国歌を聴かされるのか」といった民族感情むき出しの書き込みも見られた。
■忘れたいことは、さっさと忘れ
五輪での日韓対決のクライマックスは同日夜のスピードスケート女子500メートル決勝。
小平が念願の金メダルを獲得、韓国の李相花(イ・サンファ)は五輪3連覇を阻まれ、銀メダルに終わった。
韓国のテレビでは「小平選手はこれまで李相花選手を目標にしてきました」などとしきりに李相花を持ち上げていたが、
ここでは競技後の小平の李相花への配慮が注目、称賛された。
両選手の心温まる話も束の間。20日のメダル授与式の様子は、韓国のテレビ2局で他の競技の間にはさまれる形で、
小平へのメダル授与シーンを省き李相花のメダル授与の様子が中継された。日の丸掲揚や君が代斉奏は報じられなかった。
その後は何もなかったかのように、ショートトラックなどの種目に中継は変わり、関心は移った。
■結局は日本を称賛
日本にケチをつけたかろうが、面白くなかろうが、韓国が結局、日本を認めざるを得ない決定的なことが21日夜にあった。
スピードスケート女子の追い抜きだ。韓国メディアは金を獲得した日本のチームプレー、組織力の徹底ぶりをしきりに評価していた。
日本の努力はもちろんだが、背景には数日前の韓国女子チームの敗北があった。
韓国チームは追い抜きの予選で、1人の選手が他の2人に大きく遅れた。選手の1人によるチームワークを無視したような“問題発言”もあり、
韓国では監督や選手らが、猛バッシングを受けた。
「日本は組織力が徹底している。それに比べて韓国は…」といった自国チームの不満や批判はしばらく続いた。
スポーツでも日本が気になり、負けたくはない。でも、選手の競技姿勢やマナーを目のあたりにすれば、日本を認めざるを得ない。
韓国で初めて開催された冬季五輪は、相変わらずの韓国の対日観を見せてくれた。
URLリンク(www.sankei.com)
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